EAST LOOPの寄付商品
2022-05-17 09:00:03

EAST LOOPがウクライナ支援の寄付付き商品の販売を再開

EAST LOOPがウクライナ支援の寄付付き商品の販売を再開



ブランドの背景と活動の意義


EAST LOOPは、2011年の東日本大震災を契機に誕生しました。震災後、岩手県や宮城県沿岸部で厳しい状況と向き合った代表は、地元女性の手仕事を通じて被災者の笑顔と収入を支えるという想いから、フェアトレードの概念を採用しました。これまでに10万個以上の商品を販売し、5000万円以上を被災地に届けてきた実績があります。参加した生産者は200名以上で、現在も宮古、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼などが活動を続けています。

ウクライナ支援付き商品の誕生


2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻により多くのウクライナ人が避難生活を余儀なくされました。条件の厳しい避難生活を強いられる彼らを支援したいとの強い想いから、EAST LOOPはウクライナの国旗の色を使用したブローチを制作し、寄付付き商品として提供を開始しました。2022年4月から販売を始め、わずか1ヶ月で500個を売り上げ、60万円をモルドバ共和国に寄付しました。モルドバは、ウクライナから多くの避難民を受け入れながらも、支援が集まりにくい現状にあります。

モルドバへの寄付の意義


モルドバはウクライナの西隣にある国で、約40万人の避難民を受け入れています。しかし、メディアの報道が少ないため、支援活動が不足しがちです。EAST LOOPは、震災時に東京都内といったアクセスの良い地域に支援が集まりやすい「被災地格差」を目の当たりにしており、この経験をもとに支援が手薄なモルドバへの寄付を決定しました。これは、東日本大震災の際に助けてくれた人々への恩返しでもあります。

株式会社福市の紹介


EAST LOOPを運営する株式会社福市は、2006年に設立され、フェアトレード商品やその輸出入、コンサルティングを行ってきます。自社ECサイト「Love&sense」では、各国の生産者との連携によるエシカルな商品を販売しており、全国の百貨店でのポップアップイベントも実施しています。また、サスティナブルなライフスタイル提案のためのオンラインサロンも主催しています。

結論


EAST LOOPは、地元生産者が作るウクライナ支援の商品を購入することで、厳しい状況にある避難民を直接支援する機会を提供します。今後もこの活動を通じて、支援の手を広げていくことでしょう。商品の詳細や購入方法はこちらからご確認ください。

会社情報

会社名
株式会社福市
住所
大阪市西区阿波座1-9-21 ACDCビル 2F
電話番号
06-6648-8080

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