新しい価値創出
2025-01-31 19:09:32

岡山の新たな価値創出を目指す産学官連携イベント開催

岡山の新たな価値創出を目指す産学官連携イベント開催



2025年1月24日、岡山において『オープンイノベーション Match Up』と題する産学官連携イベントが開催されました。このイベントは、おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)とノートルダム清心女子大学の共同開催により実現しました。目的は、地域課題の解決や新規事業の立ち上げを加速させるためのプラットフォームを提供することです。

イベントの背景と目的


今回のイベントは、企業、研究者、学生、自治体が一堂に集まり、課題やアイデアを共有することで、新たな価値創出を狙いとしています。最近、ノートルダム清心女子大学は情報デザイン学部を新たに設立したばかりであり、産学官連携イベントを開催するのは今回が初めての試みです。

開会の挨拶と基調講演


イベントは、OI-Startの野上保之会長による開会の挨拶から始まりました。彼は、企業や学生がデータの収集と活用法に苦労している現状を指摘し、このようなイベントを通じて、様々な連携が進むことを期待しています。また、ノートルダム清心女子大学の情報デザイン学部学部長、中本幸一教授は、「IT × データ × AI」といったテーマで講演し、デジタル人材の重要性について紹介しました。

ゲストスピーカーの貴重な視点


続いて、卒業生である笠岡市長の栗尾典子氏がゲストスピーカーとして登壇し、地域課題解決の重要性を訴えました。栗尾市長は、笠岡市における持続可能なまちづくりに向けた具体的なビジョンを述べ、参加者に対し未来社会を一緒にデザインすることを呼びかけました。

アイデアソンでの取り組み


イベントの中心的なプログラムとして、アイデアソンが行われ、企業が抱える課題に対して研究者や学生との意見交換が促されました。現場には、62名の企業や自治体関係者、36名の研究者や大学関係者、15名の学生、16名の岡山大学DS部のメンバーが参加し、合計129名が一堂に会しました。

アイデアソンでは、施設の有効活用や女性のIT分野における参加促進といったテーマに沿って多様なアイデアが話し合われました。参加者の中には「普段お話しできない企業の方とのつながりが得られた」といった喜びの声も上がり、参加者それぞれが貴重な経験を得た様子です。

新たな学びの場「トリニティホール」


今回の会場となったトリニティホールは、2024年に竣工する新しい学棟で、地域の多様な人々が集まって、意見を交わしたり、学びあったりすることを目的に設計されています。トリニティという名前は「三位一体」を意味し、深い交流の場としての機能を目指しているという点でも非常に意義があります。

結論


このような産学官連携ガイドラインのもとで行われた『オープンイノベーション Match Up』は、岡山の地域課題解決や新しいビジネスモデル創出に向け、非常に前向きな一歩を踏み出したことを示しています。今後もこのような取り組みが続き、岡山の地から新たなイノベーションが生まれることを期待したいと思います。



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会社情報

会社名
ノートルダム清心女子大学
住所
岡山県岡山市北区伊福町2丁目16-9
電話番号
086-252-1155

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