TOKYO CREATIONがアジア市場に挑む新たなTPSゲーム「Sector Seven」と資金調達

日本発のブロックチェーンゲーム「Sector Seven」

最近、株式会社TOKYO CREATIONが開発した新たなTPSゲーム「Sector Seven」が注目を集めています。このゲームは、ディストピアの世界を舞台にし、独自の音楽とグラフィックでプレイヤーを魅了します。開発チームは平均年齢20代前半のZ世代で構成されており、メタバースやブロックチェーンの技術を駆使しています。

「Sector Seven」はUnreal Engine 5によって実現されたリアルなグラフィックが特徴で、没入感のあるゲーム体験を提供します。また、シンプルなゲームロジックにより、初めてプレイする人でもすぐに楽しめる設計になっています。さらに、フレームレート調整機能が搭載されており、性能の異なるPCでもプレイが可能です。

アジア市場での展開

TOKYO CREATIONがこのゲームの開発に着手した理由は、アジア地域でのブロックチェーン技術とグラフィックの需要が急速に高まっているからです。特にベトナムでは、仮想通貨市場の成長やeSportsプレイヤーの増加が見られ、その背景には2600万人を超えるeSportsプレイヤーが存在しています。

市場調査によれば、95%のプレイヤーが男性であり、比較的収入も平均以上であるため、高リターンのTPSゲームが好まれる傾向にあることがわかります。これにより、ベトナムでのプロジェクトが有望視されています。

資金調達の開始

現在、TOKYO CREATIONはシリーズAの追加資金調達を行っており、その影響で「Sector Seven」への期待感がさらに高まっています。これにより、開発のスピード感が加速し、正式リリースに向けた準備が進むことでしょう。また、ベトナムでの大規模トーナメントも予定されており、プレイヤーからの関心が寄せられています。

チャレンジと成長

代表の所山武司氏は、2019年の設立以来、受託開発を通じて社内の強みを見極めてきたと言います。初めての事業ピボットに際しては不安もあったものの、技術力を磨き、他社に劣らないスキルを着けた結果、自社プロダクトに自信を持って取り組めるようになったとのことです。

また、株主やパートナー企業からもポジティブなコメントが寄せられており、特にゲームのクオリティや開発スピードの高さが評価されています。このような環境の中、「Sector Seven」が正式リリースされる日が待ち望まれています。