心に響く柳本史の版画集と個展、銀座ルカスカンジナビアにて開催

心安らぐ時間を提供する版画作家、柳本史のアートが注目を集めています。彼女の作品は、日常の美しさや動物、子供たちを描写し、見る人に懐かしさや温かさを伝えてくれます。特に、彼女の最新の版画集『ひなたのにおい』が2023年11月に出版され、その記念として個展が銀座のルカスカンジナビアで開催されます。

この版画集には、彼女がこれまでに制作した作品が100点以上収められています。手刷りの小さな版画が含まれ、1点ずつ作り手の心が込められています。また、作品の周囲を彩る古美術商の夫によるアンティークの額縁が使われており、どの作品も個性と情感に溢れています。

個展は12月5日から14日までの間に開催され、土曜日から月曜日の間、毎日12時から19時までオープンしています。特に12月9日は定休日なので注意が必要です。最終日は18時まで開いていますので、お見逃しなく。

柳本さんの作品は、日常の中で感じる「陽の香り」や「草の匂い」をテーマにしており、見る人にほっこりとした感情をもたらします。彼女が愛するものを描き続け、毎日の暮らしの中に美しさを見出す姿勢は、多くのファンに支持されています。

また、彼女の出身地は大阪府藤井寺市であり、武蔵野美術大学大学院の彫刻コースを卒業しました。小学生の頃から観察日記を描くことが好きで、そこから絵の世界に引き込まれました。その後、東京都郊外で家族と動物たちと共に暮らしながら、彼女にしか描けない優しい世界を創り出しているのです。

今回の個展は、ルカスカンジナビアで4度目の開催となります。初めて彼女の作品を目にする方も、何度も足を運んでいる方も楽しめる内容となっており、多くの新作と共に過去の名作も展示されます。

作品展の会場であるルカスカンジナビアは、北欧デンマークのヴィンテージ家具を扱う店舗であり、柳本さんの夫である輿石さんが古美術商の経験を活かして厳選したアンティークの額縁とともに作品を展示します。これにより、柳本さんの作品は、さらに深い味わいを持つものとして来場者にインパクトを与えます。

ぜひ、銀座でのこの貴重な体験を楽しみに訪れてみてください。柳本史さんの心温まる版画の数々に癒されながら、アートの持つ力を実感してください。