東京都にマスク配布
2020-03-06 16:00:14

新型コロナ対策の一環として東京都に10万枚のマスクを配布

新型コロナウイルス対策のマスク配布



新型コロナウイルスの影響で、マスクの供給が不足している日本。これに対し、日本医療国際化機構は東京都へ10万枚のマスクを配布しました。今後も感染拡大防止のために、迅速な配布が検討されています。

マスク寄贈の背景


今回のマスク配布は、アリババグループの創業者であるジャック・マー氏からの寄贈によるものです。彼は、2020年3月2日に医療機関向けを想定し、100万枚の高機能マスクを日本に寄贈すると発表しました。この寄贈されたマスクは、日本医療国際化機構によって実務的に配布されます。

東京都知事の小池百合子氏のもと、まずは人口が集中している東京都に10万枚が配布され、配布方法や時期については東京都に委ねられています。この取り組みは、感染者数の増加とそれに伴うマスクの需要の高まりに対抗するものです。

ジャック・マー氏の支援の経緯


この寄贈に先立ち、ジャック・マー氏は2020年2月初旬、中国における医療物資の需給問題に対処するため、日本の防護服を調達する意向を示しました。日本政府と連携した結果、12万4,200着の防護服が確保され、中国に無償で寄付されることになりました。

その後、東京都からの寄付を通じて10万着が日本側の支援として提供されました。ジャック・マー氏はこの支援に感謝の意を表す形で、マスクの寄贈を決定しました。

日本医療国際化機構の役割


日本医療国際化機構は、日中における医療および健康関連事業に貢献することを使命としています。彼らは、日本政府が進める医療のアウトバウンド事業をサポートしながら、社会貢献活動を積極的に推進しています。

この機構は、中国における医療資源の供給を日本側に繋げる役割を担っており、より広いアジア地域への医療交流を促進しています。

今後の展望


日本医療国際化機構は、今後も新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みを続け、他の地域や機関に対してもマスク配布を行う方針です。感染者数の減少という目標に向かい、迅速に行動する姿勢が求められています。

具体的には、各地域の状況を考慮し、必要な医療物資を適切に配布する体制を整備していくことが求められます。私たち一人ひとりがこの事態を乗り越えるため、引き続き注意を払い、協力していくことが大切です。

会社情報

会社名
一般社団法人日本医療国際化機構
住所
東京都千代田区有楽町1-9-1日比谷サンケイビル10階
電話番号

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