銀座・和光で新たなアートとジュエリーの融合を発表する「THAR」

和光に新たなブランド「THAR」が誕生最前線

2026年1月15日から1月28日まで、銀座の和光本店地階アーツアンドカルチャーにて、福王寺朱美氏が立ち上げた新ブランド「THAR(ザ)」のローンチイベントが開催されます。この特別な展示会は、「THAR STUDIO produced by Akemi Fukuoji」として、多様なジュエリー作品を紹介します。

福王寺朱美氏は、ジュエリーブランド「AHKAH」の創設者であり、美術家としても知られています。「THAR」は「ジュエリーとアートのあいだ」で新しい表現を探求し、鉱物を素材にした独創的なデザインのジュエリーを提案します。自然の美しさを損なわず、人の手で新たな命が吹き込まれた作品は、その独特な輝きが魅力です。展示されるアイテムには、チョーカーやネックレス、ピアス、ブレスレットが含まれており、日常生活に自然を取り入れる楽しさを提供します。

会場のアートと時間の共鳴

展示会の舞台となるのは、和光の地階にあるアーツアンドカルチャーです。ここは、「時の舞台」をコンセプトにした空間で、過去と未来を行き来するような特別な体験を提供します。この場所では、日本各地の古材や伝統的な技法を利用して、時間の層を形成し、鉱物が放つ独自の美を楽しむことができます。福王寺氏の作品とともに、自然と触れ合うその瞬間を是非感じてみてください。

福王寺朱美氏のこれまでの軌跡

福王寺朱美氏は、東京都出身で、シアトル大学で学んだ後、宝石商の父の影響を受け、GIA認定の宝石鑑別士・ダイヤモンド鑑定士の資格を取得しました。1997年に「AHKAH」を設立し、2018年にはそのブランドをTASAKIグループに譲渡。その後は、美術活動に専念し、鉱物をテーマにした立体作品や絵画を幅広く手掛けてきました。また、2021年には「FUTURE ZEN」の第一弾作品を発表し、2024年と2025年には東京アートフェアや個展を行うなど、活発に活動しています。このように、福王寺氏は長年にわたりアートとジュエリーの交差点で独自の世界観を築いてきました。

イベントの魅力と講演内容

また、イベントの一環として、特別なトークイベントも予定されています。「鉱物 ―ファインミネラルの魅力について」と題し、福王寺氏とPEANUTS MINERALSの亀田和人氏が登壇します。1月17日と18日の2日間にわたり、入場は自由。そこで、彼らは「本当に価値のある鉱物」の定義や、ファインミネラルの背景、宇宙的スケールの時間が刻んだ美しさなど、多方面からの視点で深掘りします。このトークイベントでは、観客の知性と感性が交差する貴重な体験が提供されることでしょう。

和光アーツアンドカルチャー新たな資源

和光の地階は、ただのショッピングの場ではなく、長い歴史を持つ技術や美意識を伝える重要な拠点です。職人のクラフトマンシップや現代アーティストの作品をフィーチャーすることで、新しい視点から日本の伝統や文化を再発見することができるのです。和光としては、今後もこのエリアでの展覧会を通じ、新しいアートやジュエリーの発信を続けていくとしています。これを機会に、銀座のアートシーンに新たな風を感じることができることでしょう。

新ブランド「THAR」の発表は、アートとジュエリーの新たな境地を開く重要な一歩です。ぜひ、足を運んでその独特な世界観を体感してみてください。