新しい保証サービス
2020-06-01 10:04:37
コロナ禍を見据えた新サービス「保証料積立サービス」の登場
新型コロナウイルスに対応した新サービス
イー・ギャランティが導入した「保証料積立サービス」は、コロナ禍で厳しい状況にある企業を支援するための新たな保証制度です。昨今、飲食業や小売業を中心に、コロナウイルスの影響を受けて売上が急落し、仕入れ代金の支払いに苦しむ企業が増えています。特に、当社が保証している企業の中でも入金遅延の件数が顕著に増加していることが確認されています。
このサービスは、代金の支払いが遅れた場合でも、保証料の一部が戻ってくる仕組みを採用しています。これにより、企業は今後の倒産リスクに備えつつ、過去の不安も解消できることを目指しています。「新型コロナウイルス感染症が沈静化したとしても、自社に倒産のリスクが及ぶ可能性がある」と考える企業が、どのように保障を利用するかがカギとなります。
新しい保証の仕組み
「保証料積立サービス」では、企業が支払った保証料の最大60%を“認定与信枠”として積み立てることができます。これにより、翌年以降、お客様の取引先に関しても全てを対象に保証金を支払う際に便利です。この制度を利用することで、保証対象が拡大し、多様なリスクに対応することが可能になります。
通常の売掛債権保証契約と異なり、保証対象外の企業で貸し倒れが発生した場合でも、積み立てた金額の範囲内で保証金が支払われます。この新サービスによって、企業は防衛策を講じながら取引を続けることができ、信用供与の流れを生んでいくことが期待されています。
資金繰りを取り巻く現状
2020年、その背景にはコロナ禍による深刻な経済情勢と、それに伴う資金繰りの困難があります。企業間信用の残高は、従来の水準から変わらず、信用供与を増やすだけでも相当な金額が流通していることが見込まれます。しかし、信用リスクの増加が同時に企業の負担を極め、倒産の危機につながる可能性もあります。
当社では、このような環境下でも企業が安心して取引を行えるよう、流動化先におけるリスクの適正配分を心掛け、各企業への信用供与を促進する取り組みを続けています。この努力により企業間信用も増加し、結果として日本経済の再興に寄与できると考えています。
まとめ
「保証料積立サービス」を利用することで、企業は保証料を積み立て、将来の倒産リスクに万全の備えをしておくことができるようになります。この新しい制度を通じて、事業の安定性を確保し、金融リスクを和らげることが期待されており、特に不透明な経済状況が続く中での重要な一手となりそうです。
企業は、今後も変化し続ける経済環境の中で、どのようにリスクを管理し、成長を続けるかが問われています。これらの保証制度が、企業活動の縁の下の力持ちとなることを願っています。
会社情報
- 会社名
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イー・ギャランティ株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー37階
- 電話番号
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