ノーコードでkintoneデータを外部に公開、「Click to kintone」始動

新たな可能性をもたらす「Click to kintone」

株式会社ふえんが提供を開始する新サービス「Click to kintone」は、kintone（キントーン）のデータを外部に安全に公開するためのノーコードツールです。2025年2月3日から提供が開始される本サービスは、MikoSea株式会社が開発した「Click」を利用して、プログラミングのスキルがない人でも簡単に「マイアプリ」を作成できます。

サービスの背景と目的

今日、多くの企業はkintoneのデータを効果的に外部と共有したいと考えています。しかし、これまでの方法では追加の開発やプラグイン導入が必要で、コストや手間がかかりました。そこでふえんは、その課題を解決するために「Click to kintone」を開発しました。このサービスによって、企業は内部情報をビジネスパートナーやお客様にリアルタイムで提供し、新たなユーザー体験を生み出すことができます。

ノーコードでの利点

「Click to kintone」は、以下のような多くの利点を提供します。まず、ノーコード開発により、高い自由度でアプリが作成できる点です。さらに、直感的なユーザーインターフェースを備えており、マウス操作でページを作成できます。

データのリアルタイム同期により、クリックで操作されたデータはkintoneに即座に反映され、逆にkintoneのデータもクリック側で更新できます。これにより、現場での円滑な情報確認が可能となり、業務のスピードが向上します。

幅広い活用シーン

「Click to kintone」を活用することで、さまざまな業務が効率的に進行できます。たとえば、販売代理店との顧客情報や販売情報の共有、業務委託先とのタスクや請求管理、さらには取引先との在庫・発注・請求管理などがスムーズに行えます。また、外部からの問い合わせやアンケート収集、デスクレス業務の効率化なども可能です。

導入までの流れ

導入プロセスは、まず無料相談でお客様のニーズをヒアリングした後、提案と見積もりを行います。契約締結後は、アジャイル型での開発を行い、約2～3ヶ月で運用開始となります。さらに、運用開始後には30日間の無料サポートも用意されています。

MikoSea株式会社からの期待

MikoSeaの代表取締役である工藤亮太氏は、この新サービスに対して非常に高い期待を寄せています。彼は、「ふえんがノーコードを活用し、新しいサービスを提供することを嬉しく思います。業務効率化や情報共有の新しい道を拓くことに期待しています」とコメントしました。

企業のDX推進に寄与

ふえんの代表取締役である安藤昭太氏も、ノーコードの力を最大限に活用した「Click to kintone」が企業のデジタル・トランスフォーメーション（DX）推進に大きく寄与することを強調しています。透明性のある情報連携を実現することで、企業は顧客との絆を深め、新しいビジネスチャンスを探ることができるでしょう。