未来を探求するための場「LIPフェス」
中高生や大学生、教員、地域住民が一つになり、自己の目的意識を探るためのイベント「LIPフェス」が、北海道・東川町で7月18日(金)と19日(土)に開催されます。この催しは、第3回目を迎えるもので、参加者は約50のトークセッションから学びを深め、対話を通じて自己を見つめ直す貴重な体験をします。
企画の背景と目的
「なぜ勉強するのか?」「なぜ働くのか?」といった問いは、ただの疑問に留まらず、参加者一人一人が自分なりの幸せを見出すためのプロセスです。「LIP」という名称は「Learning Inter-Person」の略で、人と人が関わる中で互いに自己の「なぜ?」に向き合う学び合いの場を提供します。多くの人々のストーリーを通じて、自分の内面を探る機会が得られるのです。
開催概要
- - 日時:7月18日(金) 13:30~17:00、7月19日(土) 9:30~15:00
- - 場所:1日目は東川中学校、2日目は複合交流施設「せんとぴゅあⅠ」
- - 参加費:無料
- - 対象者:主に旭川一帯の中高生と大学生ですが、保護者や教職員、地域住民も参加可能です。
- - 主催:東川町教育委員会、協力:株式会社リクルート
注目の基調講演
イベント中、著名な講師が基調講演を行います。
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講師:小西公大氏(文化人類学者)
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日時:7月18日(金) 15:40~17:00
- - 基調講演2:「『人新世』の科学と技術、さて、どう使う?」
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講師:下村政嗣(公立千歳科学技術大学客員教授)
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日時:7月19日(土) 13:00~14:30
これらの講演は、参加者が現代社会における教育や科学技術との関わりを深く考えるための貴重な機会となります。
多様な座談会の実施
フェスの中では、大学生や社会人による座談会も行われ、参加者は自らの興味に応じて自由に参加することができます。オープンな雰囲気の中で、多様な視点を持つ人々との対話を通じて、新たな知見や感動を得ることができるでしょう。
教育と地域の未来を考える
東川町は、「自分の幸せを見つけられる、まちと人づくり」というビジョンを掲げ、人を育むための様々な取り組みを進めています。その一環として、LIPフェスは地域全体が一体となり、教育や学びの機会を提供する場を創出しています。町内の教育支援や学びの機会の拡充、若者の地域との関わりの促進など、多岐にわたるプロジェクトを通じて、地域の人づくりを推進しています。
この機会を利用して、参加者は自分自身を探求し、さらなる成長につなげていくことが期待されています。何よりも重要なのは、その結果が未来の社会において積極的に影響を与えることです。参加者がどのような視点や価値感で未来を描いていくのか、注目が集まります。
【詳細や参加申し込みは公式サイトをご覧ください】 LIPフェス公式サイトなどで駐車場やバス運行の情報も確認できます。皆さまのご参加をお待ちしております。