全国から集結した若手リーダーたちが岡崎で未来を切り拓く

岡崎でのリーダーズ研修会の成功

2025年11月26日から30日までの5日間、愛知県岡崎市にて「第43回全国リーダーズ研修会愛知岡崎会議」が開催され、全国の青年経済人約5,000名が一堂に会しました。この研修会は、日本商工会議所青年部（日本YEG）が主催し、岡崎商工会議所青年部が主管を務めています。

地域を代表する力強いテーマ

本イベントのテーマは「英雄（リーダー）生誕乃地 Create the Next ～自ら・仲間から・地域から～」。岡崎という歴史的な土地で、次代を担う経済人たちが集まり、地域や企業、個人の新たな一歩を一緒に考え、アイデアを育んでいくことを目指しました。

開催地の岡崎は、徳川家康公のふるさとであり、百年以上続く企業が150社以上存在するなど、永続的なビジネスが息づく土地柄です。このような地での開催は、「歴史と革新が共存するまちから新たな経済価値を生み出す」という理念が込められています。

豊富なプログラムでの学び

研修会では、「徳川家康公に学ぶリーダー論・組織論」や「200年企業八丁味噌から学ぶ永続経営」といった多様なプログラムが用意され、地域企業や研究機関、行政との連携が図られました。また、岡崎のさまざまな場所で「QURUWAエリア」における地域創生のフィールドワークや、産官学の交わりを深めるディスカッションが行われました。参加者たちは、地域発のイノベーションを直接体感することができました。

「岡崎の力」を再認識

全国各地から集まったYEGの会長たちは、この学びを通じて「岡崎の熱量とホスピタリティ」に心を打たれる場面が多く見受けられました。大懇親会や物産展も開催され、地元の魅力を市民や訪問者と共有。参加者たちは、地方でも新しいリーダー像を示すことができるという自信を深めたと話しています。

未来に向けた多元的リーダーシップ

本研修会を通じて、参加者は「自ら行動し、仲間と学び、地域と共に成長する」という多元的なリーダーシップの重要性を実践しました。若手経営者たちは、ここ岡崎での学びをそれぞれの地域に持ち帰り新たな挑戦を始める意欲を燃やしています。

岡崎商工会議所青年部は、今回のイベントを契機に「地域×企業×人」が共に成長する仕組みづくりを進めていく意向です。そして、未来のリーダーたちのための交流・学びの場を引き続き提供していく所存です。