AquaFusion、革新の水中可視化装置でIVS Launch Pad決勝に進出

株式会社AquaFusionは、自社の新しい水中可視化装置「AquaMagic (AQM-240)」を引っ提げて、2020年のIVS Launch Pad決勝に参加します。この装置は、従来の魚群探知機とは一線を画す性能を持ち、分解能は100倍以上でありながら、価格は半分程度で提供されるという画期的な製品です。

AquaMagicは、ただ魚群を探知するだけでなく、水産資源の調査や魚の養殖、海洋開発、さらには環境調査など、幅広い用途に利用可能な点がその実力を示しています。AquaFusionは、これらの情報をAI技術を駆使して処理・加工し、高度な情報を顧客に提供するという、新たなビジネスモデルを採用しています。このモデルは、従来の機器販売から脱皮して、サブスクリプション型のサービス提供へとシフトするものです。

同社は、まずは国内市場での成功を目指し、さらに北米市場にも進出する計画を持っており、グローバルに展開する姿勢を見せています。

IVS（Information Venture Summit）は、2007年から開催されている日本最大級のベンチャーイベントで、今年度は新型コロナウィルスの影響で初めて完全オンラインで行われることになりました。このイベントは、国内外のベンチャー企業の経営者や投資家が一堂に会す機会であり、AquaFusionの新サービスを発表する絶好の舞台となります。

2020年のIVS Launch Padには、予選を勝ち抜いた14社がエントリーしており、各社が6分間のピッチを行います。AquaFusionの代表である笹倉豊喜氏が、その革新的なビジョンと技術をどうプレゼンするのか、多くの人々が注目しています。

AquaFusionは、神戸に本社を置き、海洋音響機器の製造・販売を行う企業です。設立は2017年ですが、短期間で急成長を遂げ、多くの注目を浴びています。

同社は、海の底に埋もれている情報を可視化することに情熱を注いでおり、今後の展開が非常に楽しみです。国際的な市場でも競争力を持つ製品として、AquaMagicがどのように受け入れられるのか、その未来を見守りたいと思います。

今後のAquaFusionの動きにぜひご注目ください。彼らが投じる水中可視化の革命に期待が高まります。