大阪・関西万博へ向けたダンスの共創
2024年の大阪・関西万博が迫る中、こどもたちが主体となる新たなプロジェクトが始動しています。KCJ GROUP株式会社が運営する、職業・社会体験施設「キッザニア」と、ブレイクダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」が手を組み、「TEAM EXPO Dance」アンバサダーに就任しました。この取り組みは、こどもたちが未来の社会に向けて共創する姿を映し出すことを目指しています。
世界こどもの日に就任式を実施
11月20日の『世界こどもの日』に、KOSÉ 8ROCKSの就任式が行われ、その活動が紹介されました。式では、ダンスと映像を通じて、万博のテーマに合わせた「TEAM EXPO Dance」の意義が語られ、今後の展望が示されました。「KOSÉ 8ROCKS」は、ブレイキンで世界を笑顔にすることをビジョンに掲げ、子どもたちとともに、ダンスを通じてメッセージを届けることに意欲を燃やしています。
KOSÉ 8ROCKSとのコラボレーション
KCJ GROUP代表取締役社長の圓谷道成氏は、ダンスが言葉の壁を越えた強力なコミュニケーション手段であると強調し、こどもたちが考案したダンスが世界中で広まることの重要性を訴えました。このプロジェクトは、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラムに登録されており、共創の精神が息づいています。
また、KOSÉ 8ROCKSのメンバーは、過去のワークショップでのこどもたちとの振り付け作りの体験を通じ、インクルーシブなダンスの要素を取り入れた振り付けを考案しました。この経験が今回のアンバサダー就任に繋がったことは大きな成果です。
ダンスがもたらす未来の可能性
「TEAM EXPO Dance」は、単なるパフォーマンスに留まらず、こどもたちに未来へのメッセージを届ける重要な舞台です。KOSÉ 8ROCKSのメンバーは、今後、万博会場だけでなく、様々な場所でこのダンスを広めていく意欲を示しています。観客も参加できるイベントを通じ、より多くの人々との交流が期待されています。
さいごに
この取り組みは、ただのイベントではなく、次世代を担うこどもたちにとって、夢を実現するための第一歩となるでしょう。KCJ GROUPは、エデュテインメントの視点から、こどもたちが社会を学びながら楽しむ場を提供しています。今後、どのようにダンスが新しいコミュニケーションの形を生み出していくのか、注目が集まります。ぜひ、万博で彼らのダンスを体感し、未来を共に創造していきましょう。