AI-OCRの新たな進化!MECE+の特長
2026年5月、株式会社パートナーズが新たに提供を始める「MECE+」は、AI-OCR技術の最新バージョンです。このサービスは、NTT西日本から2025年に表彰された「MECE」の強化版であり、従来のAI-OCRが抱えていた様々な課題を解消することを目的としています。
サービスの背景と目的
AI inside社のDX Suiteを基にしたMECEは、手書き文字の認識率が99%以上という驚異的な数字を誇ります。特に、未だに手書きの帳票が多く残る環境においては、目視での確認や転記といった作業を簡素化し、業務の効率化に大きく貢献してきました。しかし、最近ではAI導入に伴いデータ整備が求められるようになり、様式を問わず自動で認識・抽出できる技術の必要性が高まっています。
MECE+の特徴
MECE+は、これらのニーズに応えるために様々な機能を澄み込んでいます。以下はその主な機能です。
1. 事前設定不要
これまでのAI-OCRでは、認識したい様式ごとに抽出箇所を設定する必要がありましたが、MECE+ではその必要がありません。投入されたデータを自動で認識し、必要な情報を抽出します。
2. ETL機能の搭載
出力形式はCSVだけではなく、JSONなどにも対応しており、さらに簡易なETL機能を備えています。これにより、出力列の入替やデータの付与などが行え、業務に柔軟に対応できます。
3. データ破棄・非学習
MECE+の設計の一つとして、AI-OCR変換したデータに対する学習は行いません。抽出されたデータは極力残さず、プライバシーを最大限に保護します。
4. LLM連携による機能強化
手書き認識や検算など、特定の機能についてはLLM(大規模言語モデル)との連携が行われ、より精度の高いデータ処理が実現されています。
5. 月額定額制
サービス料金は、抽出枚数や項目に応じた基本料金制ではなく、月額の固定費用体系を採用しています。料金は月額1.2万円(税別、4か月単位契約)からスタートし、一定利用枚数に応じて上位プランが適用される仕組みです。
未来への展望
これまでも株式会社パートナーズはERPを中心に業務改善や強化を図ってきましたが、今後はAIを活用した付加価値の創出と加速を目指しています。特にMECE+によって得られたデータを基に、業務そのものに寄与するための仕組みを整える計画が進行中です。例えば、定性データの原因分析や定量データの予測分析といった分野において、さらなる拡大を目指しています。
このように、株式会社パートナーズのMECE+は、業務の効率を大幅に向上させるポテンシャルを持っています。これからの企業活動にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。