デヴィッド・リンチ監督の追悼企画が109シネマズで開催
2023年4月に東京・歌舞伎町にオープンした「109シネマズプレミアム新宿」が、著名な映画監督デヴィッド・リンチの追悼企画を発表しました。この企画では、リンチ監督が手掛けた代表作『ロスト・ハイウェイ』の国内初となる4K上映を含む特別イベントを実施します。上映は2024年2月14日(金)からスタート。
オールナイト上映も実施
追悼企画にあたり、同館では『イレイザーヘッド』や『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』の4K版も上映され、特に『ロスト・ハイウェイ 4K』の初日には、これら3作品を一挙に上映するオールナイトイベントも開催予定です。リンチ監督が2025年に逝去して以降、ファンからの支持が高まる中、彼の作品をじっくりと鑑賞できる貴重な機会となります。
世界的に評価されたリンチ監督の功績
リンチ監督は、映画界での存在感を放つ傑出した監督であり、その作品はいずれも独特の世界観を持って評価されています。彼の作品は、アカデミー賞やカンヌ映画祭でも高く評価され、特に『ワイルド・アット・ハート』ではパルムドールを受賞。自身のスタイルを確立し、カルト的な人気を得たその作品群は、今なお多くの映画ファンに影響を与えています。
4K上映の魅力
今回の上映で注目されるのは、完全リマスター版の4K映像です。『ロスト・ハイウェイ』の上映では、特にその映像美と音響が重要です。109シネマズプレミアム新宿に設置された、坂本龍一氏監修の音響システム「SAION-SR EDITION-」が、観客に臨場感あふれる体験を提供することでしょう。映画だけでなく、音楽や音響表現にまでこだわることで、リンチ監督の芸術観を深く理解することができるでしょう。
上映スケジュール
- - 2月14日(金): 『イレイザーヘッド 4K』
- - 2月14日(金): 『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 4K』
- - 3月21日(金): 『ロスト・ハイウェイ 4K』
特に『ロスト・ハイウェイ』は、日本国内での4K上映は初となるため、ファンや関係者にとって特別な意味を持つでしょう。
チケット情報
チケットは通常料金で販売され、その価格帯は以下の通りです:
- - CLASS S: 6,500円(シネマポイント会員6,000円)
- - CLASS A: 4,500円(シネマポイント会員4,000円)
また、上映開始の1時間前からラウンジ利用が可能で、ウェルカムコンセッションとしてポップコーン、ソフトドリンクなども楽しめます。
チケットの購入は各上映日の3日前から可能で、109シネマズプレミアム新宿の公式サイトから申し込みができます。詳細は公式HPでご確認ください。
まとめ
デヴィッド・リンチ監督の作品を堪能できる貴重な機会を提供する109シネマズプレミアム新宿。この特別上映がどのように映画ファンに響くのか、今からとても楽しみです。映画の魅力を再確認し、リンチ監督の独特な世界観に浸る、そんな素晴らしい映画体験をお見逃しなく!