水口酒造がイタリアで栄誉を受ける
愛媛県松山市にある水口酒造株式会社が、イタリア・ミラノで開催された「MILANO SAKE CHALLENGE 2025」で素晴らしい成果を収めました。1895年に創業したこの造り酒屋は、最高位のプラチナ賞を「仁喜多津 純米吟醸酒 さくらひめ酵母」で受賞しました。これは愛媛県内の酒造の中で水口酒造のみが達成した快挙です。この受賞により、同商品はさらにその名声を高め、国内外の酒愛好者に広がることでしょう。
さらに、同コンテストでは「仁喜多津 純米吟醸酒 さくらひめ酵母」がグッドデザイン賞も手に入れ、水口酒造の「NIKITATSU2024 純米大吟醸酒」も同様にグッドデザイン賞を受賞しました。このことは、水口酒造の酒造りに対する情熱と品質が国際的に評価された証でもあります。
MILANO SAKE CHALLENGEとは?
「MILANO SAKE CHALLENGE」は2019年にスタートした日本酒の品評会で、イタリアの料理との相性や日本酒の多様性を広める目的で開催されています。審査はイタリアの酒ソムリエや著名なデザイナーによる厳正なものです。このような国際的な大会に参加することにより、愛媛の酒文化も世界に広がるのです。
受賞した「仁喜多津 純米吟醸酒 さくらひめ酵母」について
プラチナ賞を獲得した「仁喜多津 純米吟醸酒 さくらひめ酵母」は、愛媛のテロワールに根ざして誕生した製品です。この酒は、愛媛で生まれた花「さくらひめ」の酵母を使用しており、トロピカルな香りとバランスの良い味わいが特徴です。精米歩合60%で、愛媛県産の「しずく媛」を使用しており、クリームシチューや肉料理との相性も抜群です。さらに、本商品は「Kura Master2025」や「International Wine Challenge2025」でも受賞歴を持ち、その評価は国内外を問わず高いものです。
「NIKITATSU2024 仁喜多津 純米大吟醸酒」も受賞
また、2024年の道後温泉本館全館営業再開を記念した「NIKITATSU2024 純米大吟醸酒」もグッドデザイン賞を受賞しました。この商品は、道後温泉のお水と厳選された酒米から作られた逸品で、フレッシュでキレのある飲み口が特徴的です。美しい朝焼けをイメージしたボトルデザインも印象的で、飲むことで道後の景色を感じることができます。高い評価を得ているこの商品も、実際に飲むことでその魅力を体験できます。
水口酒造の使命
水口酒造は、松山市の道後温泉の地で創業し、全国新酒鑑評会では7度の金賞を受賞しています。伝統を継承しつつ新たな挑戦を続けるこの酒造は、地域との共生を目指す「地産地消の酒造りプロジェクト」を展開しています。新しい時代に相応しい酒造りを行い、「道後から世界へ」を掲げて、さらに多くの人々にその魅力を力強く発信しています。
お問い合わせ
水口酒造株式会社の詳細や製品については、公式サイト(https://minakuchi-shuzo.jp/)をご覧ください。また、広報担当へのお問い合わせは、電話089-924-6616または
[email protected]までどうぞ。