オカモトヤが運営するライブオフィス「palette」が日経ニューオフィス賞を受賞

オカモトヤの新たな挑戦、ライブオフィス「palette」

株式会社オカモトヤは、2024年8月6日に発表された第37回日経ニューオフィス賞で「ニューオフィス推進賞」を受賞しました。この賞は、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会が先進的なオフィスの取り組みを評価するものです。総応募数153件のうち、16件が選ばれた中から、オカモトヤが名を連ねたことは、同社のオフィスづくりに対する真摯な姿勢が評価された証と言えるでしょう。

ライブオフィス「palette」とは

創業から112年を迎えたオカモトヤは、東京都港区虎ノ門に本社を置くオフィス総合商社で、法人向けにオフィス構築のサービスを提供しています。「palette」の名前は、社員から公募で選ばれたもので、組織や個人の多様性を尊重し、個性が交じり合う場所であることを象徴しています。

アクティビティベースドワーキング(ABW)の導入

新オフィスでは、ABW（アクティビティベースドワーキング）を取り入れ、従業員が業務に応じて自由に働くことができる環境が整っています。エントランスには、歴史と未来が融合したデザインのガラスが使用されており、明るく開放感のある空間が広がります。また、会議室のインテリアもオリジナルインクの名前や色彩を取り入れ、オカモトヤらしい独自性を表す工夫が施されています。

ICTツールの活用と高いセキュリティ

ペーパーレス化を推進するため、多くのICTツールが設置され、軽い打ち合わせもスムーズに実施できるように工夫がされています。さらに、ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）を導入し、外部の方が訪問されても安心なセキュリティ体制を敷いています。

新しい働き方の提案

「palette」では新規事業「Fellne」を展開し、セルフメンテナンスルームを設置しました。これは、働く女性のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）向上を目指し、特に「WORK」と「NONWORK」の時間を融合させる新しい働き方を提案する試みです。

このルームは、ディバイスの持ち込みを禁止し、静かな環境での自己メンテナンスを促進します。また、アメニティバーが設置されており、ストレッチ器具やアロマディフューザーといったアイテムが、社員が気軽に利用できる形で提供されています。これらは健康経営の一環としても位置付けられています。