もりやま園のシードル
2018-02-26 09:00:08

新たなリンゴ活用法!もりやま園が挑むシードル開発

新たなリンゴ活用法!もりやま園が挑むシードル開発



リンゴ農業の未来を変える可能性を秘めた「もりやま園」の新たな取り組みが注目を集めています。2023年2月から販売を開始した「TEKIKAKA(テキカカ)シードル」は、摘果時に発生する未熟果を活用した全く新しい発想の商品です。このシードルは、リンゴ栽培の工程から生まれる「ロス」を商品として具現化し、再利用の重要性を提示しています。

農業におけるICT技術の利用



もりやま園では、農業におけるデジタル技術の導入を進めています。特に注目すべきは、独自開発されたICT技術「ADAM(アダム)」です。この技術を使って、リンゴの栽培工程を詳細に記録し、農薬の使用基準に適合するように管理されています。この5年間の努力によって、摘果されたリンゴも安全に料理されたものへと変身しました。これにより、従来は「廃棄物」とされていた部分を、有効活用することが可能となります。

シードルの魅力



「TEKIKAKAシードル」は、滑らかな泡立ちとリンゴの豊かな香り、そしてシャープな酸味と渋みのバランスが絶妙です。飲んでみると、爽快感が広がり、通常のリンゴジュースとは一線を画したリッチな味わいが楽しめます。これまでにない風味を味わうことができるこのシードルは、食事との相性も抜群で、特別な時間を演出する一品となるでしょう。

発表会の詳細



2023年3月5日、もりやま園では特別発表会を開催します。場所は、Yahoo! JAPANのオープンコラボレーションスペース「LODGE」です。イベントでは、もりやま園の社長である森山聡彦氏が「TEKIKAKA CIDRE開発ストーリー」を発表し、プロジェクト全体の成果についてお話しします。さらに、新しいシードルづくりについての詳細もお伝えし、試飲会を通じて直接シードルを味わう機会を提供します。

懇親会と試飲会



参加者同士の交流の場として懇親会も用意されており、軽食を伴った「TEKIKAKA CIDRE」の試飲が行われます。この機会に、他の参加者と意見を交換しながら、新たなリンゴ商品の魅力を体感してみてはいかがでしょうか?

参加方法



参加を希望される方は、事前申し込みが必要です。送信先は、酒屋さかずき事務局です。また、当日の飛び入り参加も歓迎とのことなので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

参加費は1,000円で、シードルのサンプルや干しリンゴ、キクラゲを活用した軽食も用意されており、気軽に楽しめる内容となっています。

まとめ



もりやま園の「TEKIKAKAシードル」は、単なる飲み物ではなく、リンゴ農業の新たな可能性を示す象徴です。農業の革新と共に、新しい消費の形を見出すこの取り組みを多くの人に広めたいものです。興味を持った方はぜひ、イベントに参加して、その魅力を直に感じてみてください!

会社情報

会社名
もりやま園株式会社
住所
青森県弘前市緑ケ丘1-10-4
電話番号
0172-78-3395

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