こどもの救急をもっと知ろう!
子どもが体調を崩した時、特に休日や夜間には、保護者は不安に駆られることが多いです。そんな時、どのように対応すればよいのでしょうか。日本医師会が主催する「こどもの救急~夜、休日、急に具合が悪くなった時には?」というテーマのシンポジウムが、2025年12月7日に開催されることが決定しました。このシンポジウムでは、全国各地の医師会がどのようにこの問題にアプローチしているかを紹介し、具体的な相談体制や支援の実例を知ることができます。
このイベントは、東京都文京区にある日本医師会館で行われる他、オンラインでも参加できるハイブリッド形式です。参加は無料で、事前の申し込みが必要ですので、参加を希望される方は早めの登録をお勧めします。
シンポジウムの詳しい内容
シンポジウムは午後2時にスタートし、2部構成で行われます。第1部では、子どもの初期救急について、どのように医療機関や医師会が連携しているのかが説明されます。ここでは、松戸市小児急病センターの取り組みや、オンライン診療を通じた支援策、沖縄県の小児救急電話相談など、地域ごとの工夫した実例が紹介されます。特に、最近ではAIチャットボットを活用した相談窓口が増えてきており、今後の医療サービスの形を垣間見ることができる貴重な機会です。
第2部は、重症患者への対応をテーマにしており、2次・3次救急医療機関との連携の在り方に焦点が当てられます。松戸市立総合医療センター小児医療センターの事例も紹介され、夜間小児急病センターとの役割分担について深く知ることができます。
参加方法
ライブ配信を利用する方は、当日になったら指定のリンクをクリックして視聴することができます。参加者にとって、このシンポジウムは子どもを持つ保護者にとって心強い情報源となることでしょう。また、過去のシンポジウムの録画も視聴できるため、これまでの取り組みも合わせて学ぶことが可能です。
本シンポジウムの詳細や参加申し込みは、日本医師会の公式ウェブサイトやLINE公式アカウントから確認できます。ぜひ、この貴重な機会を活用して、こどもの医療についての理解を深めてください。
お問い合わせ
ご不明な点やシンポジウムに関するお問い合わせは、以下の連絡先へどうぞ。
日本医師会地域医療課、広報課【TEL:03-3946-2121(代)】
日本医師会は、全国の医療アプローチを支援し、地域での医療課題解決に取り組んでいます。未来を担う子どもたちの健やかな成長のためにも、地域医療の重要性を再認識する良い機会になるでしょう。