イクシアスとJapanticketの新たな提携
店舗情報発信・分析プラットフォーム『STOREPAD』を提供するイクシアス株式会社が、インバウンド集客支援を手掛けるJapanticket株式会社と公式パートナーシップを結んだ。これにより、日本の店舗事業者は中国人観光客を対象としたプロモーション活動をより効果的に行うことができるようになる。
提携の背景と目的
昨今の流行によりコロナウイルスによってインバウンド市場は大きな打撃を受けたが、経済回復の兆しが見えつつある。2024年には、消費額、旅行者数ともに過去最高となる見込みであり、特に中国からの訪日旅行者は急増中である。これに伴い、店側も新たな集客対策が求められているが、ネット規制などの影響で中国の観光客にアプローチしづらいという課題がある。
そこで店舗情報プラットフォーム『STOREPAD』を運営するイクシアスと、大衆点評の日本国内代理店であるJapanticketが連携した。これにより、訪日観光客へのプロモーションが容易になり、両社は日本の店舗事業者がインバウンド集客に対するマーケティング能力を高める手助けを行う。
STOREPADの特徴
STOREPADは、複数のプラットフォームへの情報発信が一括でできるため、店舗運営者は手間を減らしながら集客向上を図れる。中国最大級のOMO生活情報プラットフォームである『大衆点評』やGoogleマップ、SNSなどといった国内外さまざまなメディアを効率的に管理できる機能が特徴で、これらの情報を一元的に分析できるため、店舗の魅力をより効果的に広められる。
提携による具体的なメリット
提携の結果、特に中国人観光客をターゲットにしたプロモーションが期待される。大衆点評に登録された約6.78億人のユーザーに向け、旅行の計画段階から旅行中、旅行後までにわたる集客支援が可能になる。また、Japanticketのインバウンド支援のノウハウとSTOREPADの機能を組み合わせることで、国内外問わず幅広い集客サポートを実現する。
口コミマーケティングの強化
さらに、STOREPADは多言語対応の口コミ管理機能を提供している。訪日観光客は口コミの影響を受けやすく、これをうまく活用することで、行動に大きな変化をもたらすことが推測される。利用者は各メディアに投稿された口コミの管理や分析、返信を一元的に行うことができ、店舗のアピールポイントを効果的に伝えることができる。
終わりに
このパートナーシップにより、イクシアスとJapanticketはますます強化された集客支援体制を構築し、日本の店舗事業者が国際的な観光市場で成功を収めるための一助となるだろう。今後の展開にもぜひ注目したい。