新しい働き方「カルビーハイブリッドワーク」
カルビー株式会社は、2025年5月1日から新たな働き方「カルビーハイブリッドワーク」を導入します。この制度は、モバイルワークと出社を柔軟に組み合わせ、勤務時間や場所を自律的に選択することを可能にします。これまでの「モバイルワーク」制度の進化形ともいえるこの取り組みは、社員一人ひとりが自分のライフスタイルに応じて最適な働き方を見つけることを支援するものです。
背景と経緯
カルビーは、2014年に在宅勤務制度をスタートさせ、2017年には制限のないモバイルワーク制度を導入しました。当初、利用する社員は少数でしたが、2020年7月には新型コロナウイルスの影響を受け、オフィス勤務者もモバイルワークを標準とした「Calbee New Workstyle」を取り入れることになりました。5年間のデータをもとに、アフターコロナにおける出社の重要性を再認識し、再度柔軟な働き方に移行することが決まったのです。
ハイブリッドワークの内容
「カルビーハイブリッドワーク」では、以下の方針が採用されます:
1.
出社とモバイルワークの併用:各業務の性質や成果に基づき、出社が必要な場合は上司の判断のもと、チームメンバーに出社を促すことでリアルコミュニケーションの重要性を強調します。
2.
交通費支給の改定:社員が出社する際の交通費は、実費往復分が支給される新しい制度に変更されます。
3.
申請型遠隔勤務制度:社員は所属組織の拠点に囚われることなく、自身の勤務地を出張先や最寄りの事業所から自由に選択できます。
4.
本社オフィスの増床:今回の新制度に伴い、本社オフィスが791.73平方メートル増床され、約700人のカルビーの社員全員の座席が確保されます。
新しい働き方による期待
この新しい働き方は、社員のライフスタイルや価値観に応じた選択肢を提供することで、より多様な働き方の実現を支援します。カルビーは、経営者としての意識を高め、社員にとって働きやすい環境を整えることで、企業の効率性と社員の満足度の両方を追求します。
このようにして、『カルビーハイブリッドワーク』は、時代の変化に適応した新しい働き方のモデルとして注目されることでしょう。恒久的な企業成長を目指すカルビーは、今後も新たな変革に取り組み続けていきます。
関連情報
- - カルビーが展開する新たな働き方については、公式note「THE CALBEE」で詳細が公開されています。
- - なお、以前の制度については、公式ウェブサイトでも確認可能です。