若年層に「おふろ」の魅力を届ける新メディア「おふろ部」発足

おふろ部の誕生: 若年女性をターゲットに

2月26日、ピースなふろの日に新しいメディア「おふろ部」が発足しました。このプロジェクトは、若年女性（10～20代）をコアターゲットにし、「おふろ好きな人を増やす」ことを目的としています。おふろ部では、まずおふろ好きな女子大生たちがライターとなり、日々の生活やインタビューを通じて得た情報を発信していきます。彼女たちがまとめるおふろにまつわる役立つ情報を通じて、訪れた人々がよりおふろを楽しむきっかけになることを目指します。

おふろ部は、一般的なまとめサイトやキュレーションメディアとは異なります。産学官の連携によって、質の高い情報を提供する「成長型メディア」として設計されています。ライターとして活動する学生には、企業からの情報伝達に関するワークショップが行われ、運営に関するノウハウも学べる機会が設けられています。

専門性の高い情報発信

また、湯まわり機器の専門企業であるノーリツと水道局の専門家からも、ライターへの情報提供が行われます。このような専門的な支援を通じて、大学の授業やインターンでは経験できない貴重な学びを得られることが期待されています。

今後は、おふろ部へのライター募集を全国の大学に広げ、さまざまな視点からおふろに関する情報を発信していく計画です。若年層だけでなく、広く情報を発信することで、新たなおふろファンを生み出すことを目指します。

発足の背景

このプロジェクトは、ノーリツの理念『お風呂は人を幸せにする』から生まれました。これまで私たちは「湯をつくる」「住まいづくりに貢献する」「温かさをつくる」という理念のもと、社会に貢献し続けてきました。この活動の一環として、おふろ部ではおふろを楽しむ文化を育てていきたいと考えています。

神戸市水道局との公民連携事業を通じて、学生たちと一緒におふろの魅力を発信してきた結果、特に若年層女性が「おふろが好きだが時間やお金の制約から利用しづらい」状況にあることが浮き彫りになりました。そこで私たちは、リアルな視点から共感を得られる情報発信を行い、行動を促すことを目指しています。

おふろ部の体制

「おふろ部」の部長には、ノーリツの中本達也が就任し、編集長には神戸女子大学の吉永愛香が任命されます。発足当初はノーリツの社員、学生、神戸市水道局の職員がチームとなり、合計で20名の部員が参加しています。最終的には約100名のライター部員、さらに部員の賛同を得た人数が1000名を超えることを見込んでいます。

「おふろ部」の活動は、さまざまなコンテンツを通じておふろの楽しみを発信し、ユーザーがこの文化に親しみを持ってもらえるような体験を提供することです。入浴剤などの情報も積極的に取り入れ、心身に優しい入浴法を提案していく予定です。