JPMCが展開する新たなシニアハウス "makuake苦楽園" の開設
日本が直面する少子高齢化の現状を踏まえ、株式会社JPMCは新たに高齢者向け住宅 "makuake苦楽園" を兵庫県西宮市に開設することを発表しました。この新しい施設は、65歳以上の高齢者に安心して暮らせる住環境を提供することを目的としています。
高齢者の現状と必要性
日本の高齢者人口は急速に増加しており、2024年には高齢者が総人口の29.3%に達すると予測されています。この現状を考慮すると、高齢者が住まいを見つけることはますます難しくなっています。特に介護が必要な高齢者は、「賃貸弱者」と呼ばれ、不動産市場では入居が難しくなりがちです。
住まいの選択肢を広げる
JPMCは、この問題に対する解決策を提供するためにシニアハウス事業部を設立。高齢者向け住宅の開設から運営、さらにはオーナー様には安定収入を実現するサポートを行う「ふるさぽシリーズ」を展開しています。このシリーズでは、投資判断のためのエリアマーケティングや、建築プランの助言、運営事業者の選定、運営サポートまで一貫して行い、高齢者とオーナー双方のニーズに応えています。
"makuake苦楽園" の概要
新たに開設される"makuake苦楽園"は、兵庫県西宮市の樋之池町に位置し、阪急甲陽線の苦楽園口駅から徒歩13分の距離にあります。施設は38戸の総戸数を誇り、入居開始は2025年の5月26日を予定しています。運営は株式会社origamiが担当します。
完成見学会の開催について
施設の開設を記念して、完成見学会が2025年5月16日に開催されます。午前10時30分から12時30分、午後は13時30分から15時30分までの2部制で行われ、各回は定員10名の要予約制です。参加費は無料で、事前にJPMCのウェブサイトからの申し込みが必要となります。
この見学会は、高齢者向け住宅に興味を持っている方々にとって、実際の住環境を直接見て体験できる貴重な機会です。この機会にぜひ参加し、新たな取り組みを体感してみてください。
これからの展望
JPMCは、今後の高齢者向け住宅の需要に応え、今年中に14棟670戸の新規開設を予定しています。持続可能な賃貸経営を目指し、地域に密着した住宅開発を進めていく意志を示しています。
会社概要
JPMCは2002年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。賃貸住宅経営代行事業や高齢者向け住宅事業を展開し、利益の最大化を目指している企業です。"持続可能な賃貸経営"をモットーに、幅広い地域での雇用創出や社会貢献にも取り組んでいます。これからの高齢者向け住宅市場でのJPMCの活動に、ぜひ注目してみてください。