時代劇『PRINCESS TOKUGAWA』が草月ホールで上演決定！親子三代の物語を描く最終章

時代劇『PRINCESS TOKUGAWA』が草月ホールで上演決定！

2025年10月2日から8日まで東京の草月ホールで、Alexandrite Stage Produceの最新作、時代劇『PRINCESS TOKUGAWA』が上演されることが発表されました。この作品は、俳優の野口大輔が2017年に立ち上げたプロデュース団体によるもので、さまざまなジャンルの作品が次々と話題を呼んでいます。

浅井三姉妹と宋家の物語

『PRINCESS TOKUGAWA』は、戦国時代の浅井家の三姉妹と中国近代史に影響を与えた宋家の三姉妹を題材にしたオリジナルストーリーです。本作は浅井三姉妹の時代劇シリーズ三部作の最終章であり、彼女たちの生き様が描かれます。

第一作『PRINCESS TOYOTOMI』では、浅井三姉妹の長女・茶々が嫁いだ豊臣家を中心に物語が展開されました。主演は彩凪翔が務め、観客の心をつかみました。続いての第二作『PRINCESS KYOUGOKU』では、次女・初が嫁いだ京極家の物語となり、金子昇と縣豪紀が主演を務めました。

最終章となる『PRINCESS TOKUGAWA』では、三女・江が嫁いだ徳川家を舞台に、浅井家の歴史を振り返りながら、新たなドラマが繰り広げられます。

豪華キャストが集結

今作の主演はシリーズ全てで浅井長政役を演じてきた和泉元彌が務めます。また、長女・淀殿役には大湖せしる、次女・初役には惣田紗莉渚、三女・江役には倉田瑠夏が決定しています。母・市役として岡崎高子、さらには麻乃佳世、あも、留依まきせ、岩田知樹らが出演し、豪華なキャストがそろいました。

プロデューサーであり演出を手掛ける野口はこの作品について、「浅井三姉妹と宋家の三姉妹の物語を通して、女性たちの戦いや葛藤を描きたい」と語っています。彼女たちの感情が、現代の人々にも共鳴する普遍的なストーリーになると確信しています。

音楽と衣装も見どころ

さらに、作品の魅力を引き立てるために、松竹衣裳や太陽かつらによる美しい和装が施され、二胡の中川えりかとパーカッションの田中まさよしによる生演奏が作品に深い感情をもたらしています。これにより、歴史の中に生きた人々の物語がさらに鮮やかに描かれることでしょう。

和泉元彌は、「3年かけて一つの役を演じることで、深い思い入れが生まれています」とコメントし、役作りに懸命に取り組んでいることを明かしました。また、主演キャストや全スタッフの情熱が詰まったこの作品は、期待が高まる仕上がりです。