地域のつながりを育む新しいカフェ
2024年7月24日、愛知県岡崎市若宮町に新たなコミュニティ・カフェ「cafeつむぎのおか」がオープンしました。運営は、愛知県名古屋市を本部とする生活クラブ生活協同組合愛知が行い、地元住民や関係者を招いた盛大なオープニングセレモニーが開催され、多くの来場者で賑わいました。
地域密着型のカフェ
「cafeつむぎのおか」は、生活クラブ愛知の方針である「居場所づくり」や「役割づくり」を実現するため、「ひだまり館」の一部を改装して作られました。ここでは、生活クラブが提供する安全で安心な食材を使用した手作りランチや地元野菜の販売、さらには提携先の「わっぱん」のパンなども楽しむことができます。
カフェの運営を担うのは「ワーカーズ・コレクティブ つむぎのおか」という組織で、地域住民が共同出資を行い、参加者全員が対等な立場で経営に関与する持続可能な事業を目指しています。設立趣意書には、「地域の人々が協働して働くことで、やりがいや生きがいを感じられる居心地の良い場所を作る」との思いが込められています。
楽しい企画を通じて地域と繋がる
「cafeつむぎのおか」では、カフェとしての運営にとどまらず、地域の人たちが集まる場所としての機能も大切にしています。今後は、東海労働金庫による「お金についての講座」、カードゲーム大会、添加物講座、ミシン・カフェなど、様々なイベントやワークショップを開催する予定です。これにより、地域に根ざした交流が促進され、孤立を防ぐ「居場所」となることを目指しています。
協同組合としての役割
生活クラブ生協愛知は、「人々が元気に暮らせる地域」の実現を目指しており、その一環としてこのカフェを開設しました。孤立や分断が進む現代において、地域に居場所を提供し、世代を超えた交流を育むことはますます重要です。カフェは、ただの飲食スペースではなく、地域の人々が助け合い、支えあうための「相談や支援の最初の入口」となることを目指しています。
未来に向けた願い
「cafeつむぎのおか」は、「紬」の糸から布を織るように、地域の人々が少しずつ集まり、協力し合って夢を育て、長く愛される場所へと育まれることを願っています。食材を通じて地域に寄り添い、健康な身体と心を育む、「あたたかな居場所」を提供し続けていくことでしょう。
生活クラブの理念
生活クラブは、全国で42万人以上の組合員が集まる生活協同組合で、持続可能な生活スタイルの実現を目指しています。今後も地域貢献に注力し、生活クラブならではの安心・安全な商品を通じて、共生する地域社会を築いていく所存です。カフェやその他の取り組みを通じて、地域の人々が共に生きる社会を目指し、「ローカルSDGs」を推進していきます。
住所: 〒444-0014 愛知県岡崎市若宮町1-78 ひだまり館内1階
営業時間: 毎週火~木曜 11:00~15:00(火曜はカフェ利用のみ、その他はランチ提供あり)
公式Instagram:
@tumugino_oka
地域に根づく新たな居場所「cafeつむぎのおか」。皆さまのご来店をお待ちしております。