岡山大学のSDGsプログラム
2025-03-31 21:34:20

岡山大学が主催するJapan-ASEAN Online Programが新たな環境意識を育む

Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2024



2025年2月17日から20日まで、国立大学法人岡山大学が千葉大学と共同で開催した「Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2024」が、参加者の熱気に包まれています。本プログラムには、日本国内の国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)及びASEAN参加大学から合計57名の学生が参加しました。多国籍の学生たちが集まり、持続可能な開発目標(SDGs)の環境問題について議論を交わす貴重な機会となりました。

プログラムの概要



プログラムのテーマは「Intercultural Exchange Online Workshop -Action Students Can Take on Environmental Issues」であり、国連が定めたSDGsの目標の中から特に目標7(エネルギー)、11(住み続けられるまちづくり)、12(責任ある消費と生産)、13(気候変動)、14(海の豊かさ)、15(陸の豊かさ)に焦点を当てました。この4日間のイベントには、参加定員を大幅に超える871名が申し込み、環境問題に対する関心の高さを示しています。

開講式では、AUNのCholtis Dhirathiti事務局長が学生たちへメッセージを送った他、岡山大学の鈴木孝義副学長も挨拶を行い、参加者に激励の言葉を贈りました。

グループワークを通しての交流



プログラムでは、千葉大学国際未来教育基幹の岡山咲子助教がグループワークの導入講義を行い、学生たちは9つのグループに分かれて活動しました。それぞれのグループは、海洋生物多様性の損失、森林伐採、気候変動、大量消費と生産、大気・水質汚染、ゴミ処理問題など多様な環境課題を扱いました。参加学生は、自らに何ができるかを考え、アイデアを出し合っていきます。

岡山大学からは、グローバル人材育成院の稲森岳央准教授とハルミルザエヴァサイダ准教授が、グループのサポート役として参加し、より深い議論を促進しました。

最終日のプレゼンテーション



最終日には各グループがそれぞれのアクションプランについてプレゼンテーションを行い、多様な視点からのアイデアが共有されました。閉講式では、千葉大学の小澤弘明理事が参加学生の成果を称え、今後も交流を続け未来の担い手として挑戦を続けてほしいと励ましの言葉を述べました。

参加者の感想



岡山大学薬学部の市本理人さんは「国立六大学やASEAN地域の学生と環境問題について議論することで、自国の問題を再認識できた。特に海洋ゴミの問題については、日本が著しい影響を与えていることを知り、感銘を受けた」と感想を語りました。多彩なバックグラウンドを持つ学生たちとの出会いが、新たな友人関係と刺激を生んでいるようです。プログラムを通じて、彼は今後もSDGsに積極的に関わり続けたいと意気込んでいます。

国立六大学連携コンソーシアムの意義



国立六大学連携コンソーシアムは、教育や社会貢献を強化することを目的としており、このような国際的なプログラムを通じて、学生たちのグローバルな視野を広げることを目指しています。今後もさらなる国際交流が期待されます。プログラムの成功は、このような学術的な協力が持つ力を実感させてくれます。

本プログラムの開催を通じて、岡山大学は持続可能な社会づくりに貢献し、地域と世界の未来を共に創り上げていく存在となりつつあります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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