魂を揺さぶる美、福喜代の布花と秋麗コサージュ体験

日々の生活の中で、あわただしさに追われるその瞬間にも、心を震わせる美しい出会いが待っています。今回は、そんな出会いを提供してくれる布花作家・福喜代さんの展示会と特別なワークショップについてご紹介します。

福喜代さんの世界

福喜代さんの「Fabric-Plants」は、ただの布ではなく、手でひとつひとつ染め、形づくりを行うことで生まれる、美しい花や葉のコレクションです。彼女の作品には、朽ちることなく静かに生き続ける命が宿っています。福喜代さんは、シルクやコットン、レーヨンなど様々な素材を使用し、それぞれの特性を生かした作品を手作業で創り上げていきます。傷んだことのない躍動感や美しさをもった「Fabric-Plants」は、視覚だけでなく、心にも豊かな感動をもたらしてくれます。

特に、福喜代さんが幼少期から愛してきた里山の景色が反映された作品は、自然の色彩や韻を通して、見る人の心を温かく癒すのです。これらの布花に触れることで、観る人は懐かしい記憶や勇気を与えてくれる色の記憶が呼び起こされるかもしれません。

コラボレーションの魅力

展示会の期間中は、福喜代さんの作品とともに、ベーネ銀座サロンのデザイナー本橋たかねさんと松本尚美さんによるジュエリーデザインも展開されます。彼らは、宝石を巧みに組み合わせ、福喜代さんの作品に調和の取れたジュエリーを創造します。「朽ちない美しさ」をテーマにしたこれらの作品も見逃せません。

布花と宝石、この二つの異なる素材が織り成す美しさは、心に新たな輝きを宿します。この特別なコラボレーションは、あなたにとっての「自分らしさ」を再発見する時間となるでしょう。

秋麗のコサージュワークショップ

さらに、展示会期間中には特別なワークショップも予定されています。「秋麗のコサージュ」製作体験がそれです。色づく秋の風景をイメージしたビロード仕立てのコサージュを手作りすることができます。参加者は、あらかじめ用意された葉や小花を組み合わせ、自分だけの作品を完成させることができます。ビロードの艶感が装いを引き立ててくれることでしょう。

- 参加費: 11,000円（税込、コサージュケース付き）
- 定員: グリーン系4名、パープル系10名
- 所要時間: 約1.5時間
- 日時:

10月3日（金）18:00-19:30
10月4日（土）11:00-12:30、14:00-15:30、16:30-18:00
10月5日（日）11:00-12:30、14:00-15:30

このワークショップは、初心者にも配慮した内容となっているため、気軽に参加できるのが魅力です。静かな時間の中で自分を見つめ直す機会にもなります。

終わりに

芸術は、私たちの心の奥底に触れるからこそ美しいものです。福喜代さんの展示とワークショップを通じて、あなた自身の心に響く色を探し、新しい瞬間と出会うことができるはずです。この秋、銀座での特別な体験を通して、「ひとひらの詩」を心に受け取りにいらしてください。

ご予約やお問い合わせはベーネ銀座サロンへどうぞ。電話・メールでの申し込みも受け付けています。自分だけの「心に響く色」を、見つけに来てください。