REMAREが実現するSDGsとデザインの融合、海洋プラスチックを活用した新しい家具製品の創出

環境とデザインの新しい形、REMAREの挑戦

株式会社REMAREがこの度、100%海洋プラスチックおよび廃棄プラスチックから製造されたマテリアルサイクル板材の販売を開始しました。この板材は、サイズが約900mm×1800mm、厚さ30mmという特長を持っており、独特なマーブル模様が可能を生み出します。

REMAREの製品は、色の組み合わせによってさまざまなデザインが可能で、オフィステーブルやサイドテーブル、ブランド什器、棚、看板など多様な用途があります。しかし、今回の販売開始により、特に一点もののオリジナル家具製造にも対応可能となりました。これにより、使えるツールの裾野が広がり、家具業界での新たな可能性が開かれます。

SDGsを意識した製品開発

REMAREでは、海洋プラスチックを活用することで、SDGs目標の達成にも寄与することを目指しています。使用される海洋プラスチックは、ビーチクリーン活動によって集められたものや、漁業者から買い取った使用済み漁具です。実際には、日本で廃棄される海洋プラスチックの約60%は、漁業者によって排出された漁具に起因しています。

このような背景から、REMAREは三重県鳥羽市を拠点に全国の漁業者と協力し、使用済みの漁具を回収。そして、その廃棄プラスチックは商業施設や飲食店からも取得し、加工されています。これにより、再利用を促進し、焼却されることなくCO2削減に貢献するサイクルを築いています。

現代の生活に寄り添うプロダクト

現在、REMAREは生活雑貨などの開発も視野に入れています。先行して、ボールペン、時計、ランプシェード、アクセサリーなど、小物類のプロダクトを試作しています。これからは、これらの製品をさらに拡充し、板材を基盤とした多様な商品展開を実現する予定です。

REMAREが提供するマテリアルの特性は、特にデザイン性とアート性に富んでおり、現代社会が求める価値の一つである持続可能性を体現しています。また、製品のサンプル提供も行っており、業界関係者との協業も積極的に進めています。

企業へのお知らせ

REMAREでは、板材の購入希望や販売促進、製品開発に関心のある企業や個人との協業を歓迎しています。詳細な問い合わせは、公式ウェブサイトや記載された連絡先を通じて受け付けています。

私たちの地球環境を考える時代において、REMAREの取り組みは一つの重要な足跡となることでしょう。デザインとSDGsを重視した製品開発を通じて、今後ますますの発展に期待が寄せられています。

【株式会社REMARE 公式ウェブサイト】
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