最近、株式会社Hakuhodo DY ONEがECプラットフォームであるTikTok Shopの公式パートナー「TikTok Shop Partner(TSP)」に認定されたことが発表されました。本社を東京・港区に置く同社は、こうした新たな試みを通じて、デジタルマーケティング領域でのさらなる成長を目指しています。
TikTok Shopは、ショート動画やLIVE配信を利用して、商品を紹介・販売できる新たなEC機能として注目されています。欧米や一部アジア諸国では非常に人気を博し、期待が寄せられていますが、日本では2023年6月にようやく正式にローンチされました。この新しいプラットフォームにおいて、Hakuhodo DY ONEは博報堂や博報堂プロダクツと共同で「BUZZ BUY BOOSTER™」というサービスを提供することで、クライアント企業の市場参入をサポートします。
このサービスは、クライアントの事業戦略の策定からコンテンツ制作、ショップ運営に至るまでのあらゆる業務をワンストップで支援します。特に、デジタルメディアとEコマースの専門知識を有するスタッフが連携し、創造的な提案を行うことで、効果的なマーケティング戦略が展開されるのです。
また、EC領域の各種ソリューションとの連携も活発化しています。その一例として、複数のECプラットフォームを統合管理できるダッシュボード「クロコマボード」が挙げられます。このツールを活用することで、TikTok Shopだけでなく、Amazonや楽天など、他のプラットフォームの売上データを一元管理することが可能となり、効率化が図られます。さらに、データフィードマネジメントシステム「seil(ザイル)」によって、商品登録を効率化し、管理作業の煩雑さを軽減しています。
今までの実績として、Hakuhodo DY ONEは食品やコスメ、アパレル、ガジェットといった多様なカテゴリで、TikTokクリエイターとのコラボレーションを通じて、売上拡大とブランド認知を同時に実現してきました。今後も、企業に対する支援をさらに強化していく方針です。具体的には、下記のようなサポートを提供予定です:
- - TikTokクリエイターとのマッチング支援や独自ネットワークの確立
- - アフィリエイト戦略の設計(報酬設計・商品選定・投稿戦略)
- - 投稿クリエイティブのディレクションおよびPDCA運用体制の構築
- - TikTok Shop LIVEや広告との連携による売上最大化モデルの提供
このように、Hakuhodo DY ONEは、クライアント企業のTikTok Shop市場への参入を全面的にサポートし、ビジネス成長に貢献するための取り組みを進めています。今後も新しいデジタルマーケティングの潮流を捉え、企業の持続可能な成長を実現するためのパートナーとして、尽力していくことでしょう。
なお、Hakuhodo DY ONEの詳細な情報や最新のサービスについては、公式ウェブサイトからも確認できます。今後の展開に目が離せません。