韓国旅行の人気再燃！若年層が注目する新トレンドとエリア

韓国旅行に関する調査レポートが示す新しいトレンド

株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT』は、最近の韓国旅行に関する調査結果を公開しました。コロナ収束後、日本からの海外旅行熱は高まり、韓国が再び注目されています。韓国文化体育観光部によると、2025年7月の日本からの訪韓人数は299,782人に達し、2019年の274,830人を上回る109%の回復率が示されています。この調査結果からは、円安や物価高にもかかわらず、日本人にとって韓国が近場でお得に楽しめる海外旅行先として根強い人気を誇っていることがわかります。

若年層が選ぶ韓国旅行

今回の調査では、NEWTが実施したSNSアンケートを基に、若年層が韓国旅行を選ぶ理由についても明らかになりました。「グルメ・ショッピング」との回答が67.3%と圧倒的多数を占め、韓国ならではの料理やカフェ巡り、日本未上陸のコスメやファッションブランドの購入といった体験が魅力となっているようです。特にSNSを通じた情報発信が普及している現在、最新トレンドを現地で体験できるという点が若年層の支持を集めています。

そのほか、「美容・健康」や「エンタメ・推し活」も若年層の旅行動機として注目されています。韓国は美容大国として知られ、K-POP人気も相まってエンタメ目的で訪れる人も増えてきています。韓国旅行が身近で魅力的な選択肢となっている背景には、日本からの距離やアクセスの良さも関係していると考えられます。「アクセスとコスパの良さ」を挙げる意見も4.5%見られ、韓国が気軽に訪れることのできる海外旅行先として人気を保っていることが明らかになりました。

聖水の台頭

最近の調査では、特に注目されているエリアとして「聖水」が挙げられています。52.9%が訪問希望と回答し、かつての定番エリアである「明洞」や「江南」を圧倒しました。聖水は、リノベーションされたカフェやトレンドショップが点在しており、SNS映えするスポットとして人気が急上昇しているエリアです。若年層の旅行スタイルが率直な観光客向けのショップ巡りから、街のカルチャーを楽しみながら体験するスタイルに移行しています。