神奈川県と「ママリ」がタッグを組む子育て支援
子育て支援を強化するため、神奈川県とコネヒト株式会社が新たに提携し、子育て支援アプリ「ママリ」と神奈川県の公式LINEアカウント「かながわ子育てパーソナルサポート」(子育てP.S)が機能連携を開設することが発表されました。この取り組みは、子育て世帯が抱える不安や悩みを解消することを目的としており、充実した相談窓口を提供することを目指しています。
背景
近年、子育て世帯は多様な課題に直面しています。特に、他のママとのつながりが薄れ、孤独感を覚える「孤育て」が問題視されています。それに対抗するため、神奈川県はLINEを利用した情報配信サービスを導入し、必要な子育て支援情報を迅速に届ける体制を整えました。しかし、ただ情報を伝えるだけでは不十分であり、多くの親が気軽に相談できる環境の整備にも取り組む必要がありました。
このような背景から、子育ての専門家や他のママたちとのつながりを通じて、安心感を提供できる「ママリ」との提携が決まったのです。
機能連携の特徴
提携により、子育てP.Sでは以下の2つの新機能を導入します。
1. ピアカウンセリング機能
「ママリ」のピアカウンセリング機能を通じて、地域内に住むママ同士が意見を交換し合える場を提供します。この機能により、神奈川県の子育て情報をLINE経由でも入手できるようになり、ママ同士が支え合うことで「孤育て」を防ぐ手助けを行います。
2. 専門家相談「ポケット保健室CHILWEL」
LINEを活用したチャット相談は24時間対応しており、原則36時間以内に専門家からの回答が得られます。さまざまな相談内容に対応できるビデオ通話機能も整えており、育児相談や心理的サポート、栄養指導、キャリア相談と幅広く活用できます。ここでは、助産師や公認心理師、管理栄養士、キャリアコンサルタントが親たちに寄り添ったサポートを提供します。
本取り組みについてのコメント
神奈川県庁の次世代育成課によると、この取り組みは特に「子育て世帯の不安や悩みを解消する」という目的が重要視されています。子育てを行う親にとって、些細なことでも相談できる場所があることで、安心感が生まれ、コミュニティ感が高まることを期待しています。
一方、コネヒト株式会社の取締役、瀧野祥生氏は「妊娠・出産・子育て世代のママに寄り添うために、SNSを通じたコミュニティや専門家の連携を強化することが重要」と語り、地域のママたちの孤立を防ぎ、よりよい支援を行いたいという意向を示しています。
最後に
このたびの連携により、神奈川県は子育てをするママたちにも手厚いサポートを提供できる環境を整えることができました。ママたちが気軽に相談し、支え合えるコミュニティの形成が期待されています。地域の子育て支援が一歩前進したことは、多くの親にとって心強いニュースとなるでしょう。
お問い合わせ
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