株式会社ブイキューブが2024年度決算説明会を日英同時通訳で実施
2025年2月21日、株式会社ブイキューブは2024年12月期の決算説明会を開催しました。本社は東京都港区に位置し、代表取締役社長の高田雅也が率いるこの企業は、オンラインのイベント配信を通じて投資家に重要な情報を提供しています。
完全オンライン形式での実施
本決算説明会は、日英同時通訳機能を備えた完全オンライン形式で行われました。使用されたプラットフォームは「VCP for Events」で、参加者は日本語の決算説明資料を視聴するだけでなく、画面上の言語選択ボタンを使用することで英語の同時通訳付きの資料もリアルタイムで受け取ることができました。この取り組みは、東京証券取引所が2025年4月からプライム市場の上場企業に対して義務化する、日本語と英語の同時情報開示に準拠しています。
同時通訳配信の背景
昨年、東京証券取引所はプライム上場企業に対し、海外投資家のニーズを考慮しつつ、決算情報や適時開示情報の英文開示を義務付けることを発表しました。このことから、ブイキューブでは2024年12月期の決算内容を日英同時に開示し、情報の充実度を高めることを決定しました。
通訳配信のメリット
「VCP for Events」を使用することで、参加者は日本語の音声や資料、さらには通訳された英語の音声を一つのURL内で自由に切り替え、4種類の視聴スタイルを楽しむことができます。音声言語や資料の切り替えを別のURLに入る必要なく、容易に行えるのがこのプラットフォームの大きな利点です。
投資家へのスムーズな情報提供
多くのオンライン決算説明会では同時通訳が音声の配信のみとなることが一般的ですが、ブイキューブは映像配信も含むことで、より情報へのアクセスがしやすくなっています。情報格差を解消し、特に海外投資家に向けての利便性向上に繋がるこの試みは、投資家のニーズに応える新たなステップとなります。
投資家動向の分析機能
さらに、VCP for Eventsでは、配信時の投資家動向を分析することも可能です。これにより、参加者の興味を引く情報を見出しやすく、今後の改善につながります。詳細については、公式サイトで確認することができます。
ブイキューブのビジョン
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げており、時間や距離の制約を解消することで、すべての人が平等に機会を得られる社会の実現を目指しています。同社は、ビジュアルコミュニケーションの力を活かし、少子高齢化、教育や医療格差などの社会課題に取り組んでいます。
このように、ブイキューブは技術を駆使して、より良い社会を築く一助となれるような取り組みを続けています。今後もオンラインイベントの機能や利用用途の拡充を図り、さらなるイベントのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくことでしょう。