愛子と響子の記憶
2026-02-20 12:37:23

直木賞作家・佐藤愛子の娘が描く母との忘れられない日々

エッセイ集『憤怒の人母・佐藤愛子のカケラ』の魅力



2026年1月15日に発売された杉山響子さんのエッセイ集『憤怒の人母・佐藤愛子のカケラ』が、公開1ヶ月で4度の重版を達成し、多くの読者からの支持を得ています。本書は、直木賞作家である母・佐藤愛子さんとの生活を振り返る内容となっています。

著者の響子さんは、長年にわたり母と共に生活してきました。父である作家・田畑麦彦さんとの離婚後、愛子先生との二人暮らしを経て、響子さんが結婚した後も同じ家で共に暮らしていました。母娘の絆は深まり、響子さんは母との思い出を数々のエッセイや映画『九十歳。何がめでたい』でも描いてきました。

愛子先生の記憶の変化



本書では、愛子先生が100歳を超えた頃から認知症の影響で記憶が薄れていく様子が情感豊かに描かれています。響子さんは、愛子先生が亡くなった姉・早苗さんを間違えて呼ぶシーンを挙げ、母との会話がより一層心に響くものとなっていることを伝えています。母娘の間の愛情や苦悩が、親しみやすい言葉で表現されているのが特徴です。

響子さんは、母の変化に戸惑いながらも、多くの思い出を心に刻みつつ、それを文書として残しておくことの重要性を感じています。作品中には、愛子先生が詠んだ作品の一部を引用しながら、母との思い出と向き合う姿勢が伝わってきます。特に、愛子先生が「死」について語るシーンは深い感銘を与え、読者にとっても感情に訴えかけるものとなっています。

読者の反響と評価



本書の発売後、著名人たちからも絶賛の声が寄せられています。作家の阿川佐和子さんは、「文士の子どもが抱える苦悩と笑いの不思議さ」と述べ、俳優の真矢ミキさんは「昭和の音が広がり、私の記憶もこの本に共鳴した」と感想を述べています。また、著名なブックジャーナリスト・内田剛さんは、響子さんが抱えた葛藤に共感を寄せる声を寄せています。

読者からの感想も続々と届いており、母との関係を振り返るきっかけとなったという声や、記憶が薄れていくことへの共感を示す感想が多く寄せられています。このように、本書は個人の体験を超えて、多くの人に共鳴する内容になっているようです。

杉山響子のプロフィール



杉山響子さんは、東京生まれの作家で、父は直木賞作家の田畑麦彦さん、母は佐藤愛子さんです。自身も作家として活動し、数々の著作を発表してきました。『憤怒の人母・佐藤愛子のカケラ』は、母との記憶を真摯に描いた作品として、多くの人の心に深く刻まれることでしょう。

本書を通じて、愛子先生との思い出や愛情、そして家族の絆について深く考えることができる素晴らしいエッセイ集です。ぜひ多くの人に手に取っていただきたい一冊です。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5355

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