白糠町で社会科見学
2024-12-20 11:23:58

白糠町の魅力を体感!家族向け社会科見学の新たな風

白糠町の魅力を体感!家族向け社会科見学の新たな風



北海道の白糠町が、ふるさと納税寄付者を対象にした新しい試み、「大人も子どもも楽しめる社会科見学」ツアーを2024年11月2日から3日の1泊2日で開催しました。このツアーは、地域の魅力をより深く知ってもらうことを目的とし、農業や酪農、地元の珍味を楽しむ多彩な内容で構成されています。参加者は家庭での体験を通じて、生産者の方々との絆を深めることができました。

参加者の選定とツアーの意義



白糠町は2023年に寄付件数が100万件を突破し、寄付額も167億7,842万円に達しました。この成功を受け、町は寄付者の声に応じて新たに「体験型返礼品」の提供を考え始めていました。今回のモニターツアーは、寄付者に町を訪れてもらう機会を提供し、新たな関係構築を目指す一歩となりました。

ツアーのプログラム紹介



参加した15名の家族は、初日のプログラムを「チーズ作り」の見学からスタート。まずは「チーズ工房 白糠酪恵舎」で、チーズの製造過程についての説明を受け、特製ソフトクリームを味わいました。参加者はその美味しさに笑顔を見せ、質問もあがるほどの充実した体験となりました。

続いては「もりもりふぁーむ」での自然農法に基づく農業体験や、「田中農園」での大豆収穫体験が行われ、昼食には白糠特産の白糠牛と国産羊肉を使ったバーベキューを堪能。町長ともふれあう機会があり、参加者にとって印象深い交流となりました。

夜には新鮮な海の幸を使ったディナーを楽しみ、幻想的なイルミネーションが参加者たちを包み込む中、初日が終了しました。

2日目は「いくらの醤油漬け体験」で始まり、「伊深ファーム」では酪農体験を通じて牛とのふれあいを楽しみました。また、本町のアイヌ文化とも触れ合う時を設け、地域の自然と文化を学ぶ貴重な機会を得ることができました。

地元文化の学び



アイヌ文化にまつわる体験も充実しており、白糠アイヌミュージアム「ポコロ」での精巧なジオラマや伝統工芸品の展示が参加者に好評でした。該館は無料で開放されているため、使われている材料や展示の工夫に驚く声も上がりました。これらの活動は、単なる観光ではなく地域の歴史や文化を深く知る機会として、一層の魅力を発揮しています。

参加者の声



参加者からは「北海道の魅力が感じられた、また来たい」といった温かいコメントが寄せられました。また、「生産者との距離が近く、彼らの仕事や想いを実感できた」との意見も多く、特に酪農体験やいくらの醤油漬けが心に残っている様子が伺えました。参加者の感謝の言葉は、ふるさと納税の意義を再確認させるものでもありました。

未来の展望



白糠町のこの素晴らしい取り組みは、地域資源を活かした新たな「体験型返礼品」の開発へとつながります。参加者はこの旅行を通じて、町を訪れる喜びや生産物の魅力を再認識し、今後も寄付を通じて支援したいと考えるようになりました。

白糠町は今後も、地域の観光資源や文化的価値を高めながら寄付者との距離を縮め、互いに支え合う関係の構築を進めていくことでしょう。このモニターツアーが、地域への愛着を深め、自然や文化の魅力を広めるきっかけとなることを願うばかりです。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
北海道白糠町
住所
西一条南1丁目1番地1号
電話番号
0154-72-2171

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