株式会社光響が取り扱うカナダ製フェムト秒レーザーの特色と利活用

カナダ・MPB Communications Inc. 製フェムト秒レーザーの取り扱いについて

株式会社光響は、カナダのモントリオールに拠点を持つMPB Communications Inc.社の製品を取り扱うことをお知らせします。この会社は1977年に設立され、高出力光ファイバーアンプ、海底通信システム、光ファイバーセンサー、特殊レーザーシステムなど、様々な光技術の開発・製造を行っています。特に強調したいのは、研究開発に力を入れている点で、これにより通信、航空宇宙、医療、エネルギーといった多様な分野で信頼性の高いソリューションを提供しています。

MPB Communications Inc.社は、先進的な海底通信ネットワーク技術の革新や地球観測用の特殊装置の開発にも貢献しており、グローバル市場においてその存在感を強めています。これらの技術は、産業界だけでなく、学術研究においても重要な役割を果たしています。

フェムト秒レーザーの特長と用途

今回、光響が取り扱うMPB Communications社のレーザー製品の中で、特に注目すべきは、波長が920 nm及び1190 nmで、パルス幅が100 fs及び200 fs、平均出力が1 W、繰り返し周波数が80 MHzのモードロックフェムト秒モジュール（型番：MLFL-920/1190-femto）です。このレーザーは、構造化照明顕微鏡法、光遺伝学、量子制御など、先端技術に広く使用されることが期待されています。

さらに、465 nm - 775 nmの波長帯域に対応した連続波(CW)ファイバーレーザーモジュールも取り扱っおり、青、緑、黄色・オレンジ、赤といった可視光に対応しています。これにより、多様なアプリケーションに柔軟に対応できる優れた製品群がラインナップされています。

国際的なネットワーク

株式会社光響は、MPB Communications Inc.社製品の他にも、300社を超える海外メーカーの製品を扱っており、合計で10万点以上のレーザー・光学関連製品を取り揃えています。主な取り扱い製品の詳細は、当社のウェブサイトで確認できます。特に、ウェブサイトに掲載のない同社製レーザー製品についてのご要望には、柔軟に対応いたします。