マティスの世界が日本にやってくる!
2024年2月14日から5月27日まで、東京都の国立新美術館でアンリ・マティスの特別展「マティス自由なフォルム」が開催されます。この展示は、フランスのニース市にあるマティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵をテーマにした約150点の作品を紹介するものです。アンリ・マティスは、20世紀の芸術界で特に影響力のある巨匠の一人で、その独自の色彩使いや表現技法は、多くの人々に感動を与え続けています。
チケット情報
チケットの販売は12月14日(木)から開始され、前売券とスペシャルチケットが登場します。スペシャルチケットには、マティス展限定のモレスキンノートブックとのセット券や、安藤サクラによる音声ガイドがついた平日限定のチケットなど、特別な体験ができる内容が盛りだくさんです。特に、音声ガイド付きのチケットでは、彼女のナビゲートを通じて展示の魅力をより一層楽しむことができます。
安藤サクラがアンバサダーに
本展のアンバサダーに就任した安藤サクラさんは、本展に寄せるメッセージとして、マティスの作品を巡る自らの体験を語っています。彼女がニースのマティス美術館を訪れた際、作品を見つめる子供たちの姿に感動する様子を語り、マティスの作品がどのように日常に息づいているかを伝えています。また、マティスが作り上げたヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現が行われるということで、その空間を日本でも体感できることに胸を躍らせているようです。
特別なグルメ体験
展覧会に合わせて、六本木のグランド ハイアット 東京とコラボレーションしたアフタヌーンティーも提供されます。マティスの代表作《花と果実》にインスパイアされた洋菓子やスイーツが、展覧会期間中に楽しめることになっており、アートと食の両方からマティスの魅力を体験できるチャンスです。
展示内容
マティスの作品は、彼の生涯にわたる多様な創作活動を反映しています。特に後半生に取り組んだ「切り紙絵」技法は、自由で大胆な色使いが特徴であり、本展ではこの技法を用いた作品が多数展示されます。また、代表作の一つ、《ブルー・ヌードⅣ》の出品が決まっているほか、修復された《花と果実》も日本初公開される予定です。
芸術家人生の集大成とも言えるヴァンスのロザリオ礼拝堂へのアプローチもあり、建築や装飾など、マティスの感性がどのように具現化されたかを知ることができます。
開催概要
- - 会場: 国立新美術館企画展示室 2E
- - 会期: 2024年2月14日(水)~5月27日(月)
- - 休館日: 毎週火曜日(但し、4月30日は開館)
- - 開館時間: 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
ぜひ、この機会にマティスの芸術の魅力を直接体験し、彼の作品に込められた想いに触れてみてはいかがでしょうか。また、安藤サクラさんの音声ガイドを通じて、より深く作品の背景を感じることができるのも楽しみの一つです。本展を通じで、マティスの世界に浸る特別な時間をお楽しみください。