新幹線E5系シートから生まれたオリジナルクッションの魅力

新幹線E5系クッション、ついに一般販売へ

2023年秋、JR東日本東北総合サービス株式会社（通称LiViT）と東日本旅客鉄道株式会社東北本部が手を組み、待望の新商品が登場しました。これまでふるさと納税の返礼品として好評を博した「新幹線E5系クッション」が、今度は一般販売されることになりました。

このクッションは、実際の新幹線E5系車両で使用されている座席シートを利用して作られています。新幹線の補修用に用意された新品のシートを使用しており、利府町をPRするためのユニークな商品です。まるで新幹線の座席に座っているかのような、快適な体験をお家で味わえます。

商品詳細と特長

新幹線E5系クッションには2つのバリエーションがあり、購入者のニーズに応じた選択肢が用意されています。まず一つ目は「E5系グリーン車アシェント」で、価格は11,000円（税込・送料別）です。サイズは縦400mm×横400mmで、難燃性ポリエステルを使用した表地とポリエステル製の裏地が特徴です。中身は綿100%のカバーとポリエステル製の中材で、安心して使用できる品質です。

二つ目は「E5系普通車ライン1×ライン2」で、こちらは10,000円（税込・送料別）で販売されています。これも同様に、縦400mm×横400mmのサイズで、使用されている素材はグリーン車と同じですが、色の異なる背面部と座席部がデザインに変化を持たせています。

購入手続きについて

商品は、JRE MALL ショッピング内の「東北MONO WEB SHOP」で購入可能です。受注期間は2025年の3月1日から17日まで。注文を受け付けた月の翌月から1〜2カ月程度での発送を予定していますが、利用する素材が現行の車両の座席シートであるため、材料確保の都合によってお届けが遅れる可能性もあるので注意が必要です。

LiViTと環境への配慮

この商品を特徴づけるのは、LiViTが環境保全にも配慮している点です。LiViTは、2006年に創業したリフォーム業者で、主に椅子の張替えや修理、特注製作に携わってきました。環境への配慮から、慣れ親しんだ椅子に新たな価値を見出すというミッションを持っています。この新幹線E5系クッションも、その理念が受け継がれた素晴らしい商品です。