専門家集団BAMBOO INCUBATORが資金調達を通じて専門知識の普及を目指す

BAMBOO INCUBATORが新たな挑戦に踏み出す

専門家集団「BAMBOO INCUBATOR」が、エンジェルラウンドで2000万円を調達し、専門知識の普及を目指しています。この取り組みは、専門知識に対するニーズが高まり続ける中で、専門知識へのアクセスを改善しようとするものです。社会の高度化に伴い、専門家の役割がますます重要になっている今、BAMBOO INCUBATORは「誰もが専門知識を利用できる世界を実現する」というミッションを掲げています。

社会と専門知識の現状

昨今、国内では司法制度改革や専門職大学院の創設といった取り組みが進められています。これにより社会の専門家需要に応えるための様々な施策が講じられています。しかしその一方で、求められる専門知識が多様化する中、専門家へのアクセスは依然として課題が残っています。

専門職の不足や専門分野の細分化により、知識を持つ専門家に出会うことが難しくなっている現実があります。この専門知識の格差を解消するためには、より多くの人々に専門知識を届けるための仕組みが必要とされています。

BAMBOO INCUBATORの理念とは

BAMBOO INCUBATORは、日本最大級の分野横断型専門家コミュニティとして、100名以上の弁護士、公認会計士、税理士などが参加し、知識の共有を推進しています。2020年に設立されたこのコミュニティは、専門知識の活用を促進し、社会全体の発展を目指す活動を行っています。

この活動には、専門家同士の意見交換や勉強会が含まれ、その成果を動画配信などでアウトプットしています。今後、2024年9月には、専門家向けのコワーキングスペース「BAMBOO HOUSE MITA」を東京都港区にオープン予定です。

資金調達の目的

今回調達した資金は、主に専門知識へのアクセスを改善するためのメディア運営、コワーキングスペースの開設費用、そしてコミュニティの運営に活用されます。BAMBOO INCUBATORは、専門知識をもつ専門家が集まり、知識の壁を破ることで、より多くの人々が専門知識にアクセスできるようになることを目指しています。

この取り組みに対して、16名のエンジェル投資家が参加し、それぞれの専門知識や経験を活かして支援を行う意向を示しています。本リリースでは、医療・法律・経済など、さまざまな分野で活躍する投資家たちのコメントを紹介し、BAMBOO INCUBATORのビジョンへの賛同が広がっていることが伺えます。