新たな魅力を引き出す「乙女の本棚」第43弾
人気の文芸コラボレーションシリーズ「乙女の本棚」がまた一つ新しい作品を刊行します。2024年12月13日、文豪・中島敦作品に現代のイラストレーターしきみが贈る『文字禍』がリリースされます。この作品は、文学とアートが見事に融合した魅力的な一冊です。
「乙女の本棚」とは?
「乙女の本棚」は、日本の著名な文豪たちの名作に現代のイラストレーターが自由な感性で描いたイラストを添える、まるで絵本のように読みやすく楽しめるシリーズです。読者は物語を読み進める中で、ページごとに美しいイラストを目にすることができ、文学の新たな魅力を発見できます。
『文字禍』の魅力
今回の第43弾『文字禍』は、中島敦の代表作の一つであり、エキゾチックかつ神秘的な世界観が特徴です。中島敦自身の数少ない短編の中でも特に評価の高いこの作品が、しきみの手によって新たな息吹を吹き込まれます。しきみは多くのファンを持つイラストレーターであり、彼女が描く多彩なイラストは、読者の想像力を掻き立て、物語の深みを引き立てます。
書誌情報
- - 書名:文字禍
- - 著者:中島敦+しきみ
- - 定価:1,980円(税込)
- - 発売日:2024年12月13日
- - 発行:立東舎/発売:リットーミュージック
- - 商品情報ページ:こちら
中島敦としきみのプロフィール
中島敦
明治42年に東京で生まれた中島敦は、東京帝国大学を卒業後に教員生活を経て、執筆活動に専念していきました。彼の病気である喘息と向き合いながらも、短い生涯に多くの名作を残しました。その中には『光と風と夢』や『李陵』などがあります。
しきみ
イラストレーターであるしきみは、東京都在住で、『刀剣乱舞』などの人気オンラインゲームでも知られています。魅力的なキャラクターデザインや書籍の装画を手がけ、ファッションブランドとのコラボレーションも多数行っています。
立東舎とリットーミュージック
この作品を出版する立東舎は、文芸・マンガなど幅広いジャンルのポップカルチャーを手がけている出版社です。その一環として「乙女の本棚」シリーズが展開されており、多くの文学ファンに支持されています。また、リットーミュージックは音楽メディア業界で多くの実績を持ち、広範なメディア事業を展開する企業です。
結論
中島敦としきみという、文学とアートを代表する二人の才能がコラボレーションした『文字禍』は、多くの人々が待ち望んでいる作品です。12月の発売が今から待ち遠しいですね。ぜひ手に取って、新しい物語の世界に浸ってみてください。