日本初！ヴィーナ・エナジーが陸上風車アクセス訓練を実施

ヴィーナ・エナジー、GWO-WLA・ONLトレーニングを開始

アジア太平洋地域のグリーンエネルギーを牽引するヴィーナ・エナジーが、日本国内で初となるGWO-WLA・ONL（陸上風車限定アクセス）のトレーニングを実施しました。このトレーニングは、東北電力リニューアブルエナジー・サービス株式会社が初めて国内で認証を取得したもので、秋田にある風力トレーニングセンター「秋田塾」で行われました。

GWO-WLA・ONLとは

GWO、すなわちGlobal Wind Organisationは、風力発電業界の主要なメーカーや設備オーナーから成る国際的な非営利団体であり、風力発電における安全訓練の国際基準のひとつを策定しています。GWO-WLA・ONLトレーニングは、陸上風車へのアクセスが稀な従業員に対し、安全に風車にアクセスするための基本的な知識を提供するものです。この訓練を受けた従業員は、自身や他者に危険を及ぼすことなく風力施設を訪問できるようになります。

業界における重要な一歩

ヴィーナ・エナジーは、HSSE（健康・安全・セキュリティ・環境）を最優先として活動を行っており、このトレーニングは企業の行動原則に則った安全強化の一環として位置付けられています。これにより、従業員はワールドクラスの安全基準に従った知識と技能を習得し、業界全体の安全性向上に寄与することが期待されます。

ヴィーナ・エナジーの展望

ヴィーナ・エナジーは、持続可能で低価格な再生可能エネルギーの導入を目指し、エネルギー転換のスピードを加速しています。設立以来、同社は太陽光発電および風力発電の開発と運営に注力し、現在は出力46ギガワットを超える資産を持っています。

国際的な展開として、シンガポールを本社とし、日本を含むアジア太平洋地域に86拠点を展開。従業員数は約1,000人にのぼります。日本法人のヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社は東京都港区に本社を置き、国内のエネルギー市場でも持続可能な取り組みを進めています。