巣鴨の老舗お茶屋が新販売！ヒシ茶の魅力とは

ヒシ茶の魅力とその健康効果

巣鴨に位置する老舗のお茶屋、山年園が新たに販売を開始した「ヒシ茶」。このお茶は、湖や沼に生息する水生植物ヒシの種を使用しており、乾燥・焙煎されています。その香ばしい香りは麦茶を思わせ、ほんのりとした甘さが特徴的です。お茶としての飲みやすさも兼ね備え、老舗ならではのこだわりを感じさせてくれる一杯です。

ヒシの特徴と歴史

ヒシ（菱）は、ミソハギ科の一年草で、日本の湿地や湖に自生する植物です。水面に広がる葉は菱形をしており、その形状から「ヒシ」と名付けられました。また、繁殖力の強さから、子孫繁栄の象徴ともされています。ヒシの実は忍者のマキビシの由来とされ、魔除けとしても知られているのです。このように、ヒシは日本の文化や歴史とも深く結びついています。

実際、ヒシの種は中国では3300年以上前から食用として利用されており、長い歴史を持つ食材です。そのため、ヒシ茶は珍しいだけではなく、文化的な背景も持つ特別なお茶なのです。

ヒシ茶の健康効果

ヒシ茶は豊富な栄養素を含み、特に「トラパイン」というポリフェノールが注目されています。この成分はエイジングケアに役立つとされ、健康志向の方々にリピートされています。さらに、タンパク質やカルシウム、鉄、カリウムに加え、ビタミンB2やCなども多く含まれており、人々の健康に寄与しています。これにより、ヒシ茶は漢方のお茶としても利用されることが珍しくありません。

山年園について

山年園は、60年以上にわたり多くの参拝客から支持されてきました。店舗は巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世に位置し、地域に根ざしたお茶屋さんです。選りすぐりの「こだわりのお茶」や「健康茶・健康食品」、さらには「おやつ・お茶うけ」を提供しており、巣鴨の下町の雰囲気を味わうことができます。

山年園では、ゆったりとした時間の中で、心温まるお茶のひとときを提供しています。