愛知県で開催される知的・発達障害青年の全国フェスティバル
2024年10月12日から13日、愛知県立大学の長久手キャンパスにて、知的・発達障害を持つ青年たちの自立と学びに関する全国フェスティバルが開催されます。このイベントは、洲崎福祉財団の助成を受けており、参加者は障害を持つ青年やその家族、教員、支援者、研究者など多岐にわたります。彼らが一堂に会し、各々の視点から学びを共有し合うことで、より良い未来を描くためのコミュニティ形成を目指しています。
開催の背景と目的
このイベントは、見晴台学園が創立10周年を迎えるのを機に企画されました。また、32回のペスタロッチー教育賞を受賞したことが背景にあります。参加者には、全国から先駆的な活動を行っている方々に集まっていただき、現在の状況や今後の活動について意見を交わす機会が設けられます。最終的には、これらの活動が「当たり前」となる社会の実現を目指しています。
イベントの詳細
開催場所
開催日時
参加費用
- - 一般:3000円(当日受付は+500円)
- - 障害者・学生:無料(大学院生は除く)
プログラム内容
1日目(10月12日)
- - 13:00〜14:00 オープニングライブ:海洋ゴミ楽器集団「ゴミンゾク」との共演
- - 14:10〜14:20 実行委員長挨拶(田中良三)
- - 14:20〜15:00 基調報告(薮一之)と行政報告(文部科学省)
- - 15:10〜17:10 シンポジウム「障害青年の学校から社会への移行期の学び」
- 複数の校長による報告と専門家が参加
- - 17:40〜19:40 夕食交流会(会費:3,500円)
2日目(10月13日)
- - 9:30〜12:00 実践報告
- - 12:00〜13:00 昼食休憩
- - 13:00〜15:00 シンポジウム「障害青年の大学を拓く」
- - 15:00〜15:30 クローズセッション
参加方法
事前登録はpeatixにて行っており、参加締切は10月10日です。定員は200名で、早めの申し込みが推奨されます。お問い合わせは見晴台学園事務局まで、平日9:30から17:00対応です。
見晴台学園の概要
見晴台学園は1990年に5年制無認可高校としてスタートし、当初は障害のある子どもたちのために設立されました。その後、学園卒業生のための自立支援センターや中等部も開設され、2013年には大学も開校しました。これまでの活動が評価され、第32回ペスタロッチー教育賞を受賞したことにより、より多くの人々の関心を集めています。学校が提供する教育により、障害青年たちの未来が広がることを願っております。