新さっぽろ駅周辺地区で行われた大規模な複合開発プロジェクトが、名誉ある日本都市計画学会の「計画設計賞」を受賞しました。このプロジェクトは、大和ハウス工業、大成建設、ドーコン、新さっぽろエリアマネジメント、札幌市の5者が協力して進めてきたもので、地域の発展に向けた有意義な取り組みとして評価されています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、2019年から開始され、約55,700㎡の敷地に商業施設、ホテル、医療機関、タワーマンション、教育施設など多様な機能を集積することを目指しています。「商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育」という7つの成長エンジンをテーマに、地域に根ざした魅力的なまちづくりが進められています。
特に注目すべきは、I街区とG街区の2つのエリアです。I街区では屋内空中歩廊「アクティブリンク」により、商業、ホテル、医療施設などが繋がっており、これにより四季を問わず快適に人々が行き交えるネットワークが作られています。この施設は、新さっぽろ駅を中心に移動の利便性を高めるだけではなく、地域のコミュニティの中心となることを目的としています。
受賞の要因
本プロジェクトが賞を受賞した理由としては、公共交通機関にアクセスしやすい位置に医療、教育、商業など多機能が集まることで地域の活性化が期待できる点です。また、安易な個別開発に留まらず、共有空間を効果的に活用する「ハイブリッド・シェア型」の手法を採用しているため、公共スペースの創出が可能になっています。この手法により、歩行者ネットワークや広場など、地域の賑わいを高める空間として機能するような設計がなされています。
今後の展開
全体街びらきは2023年12月に予定され、2024年4月には商業や医療、教育といった多様な主体が連携していくためのエリアマネジメント活動が本格的に開始されます。また、2025年9月には、異なる世代が集い交流する場所「ACTIVE SALON