ゼロボードがフィリピン経済区庁と脱炭素支援の協業を発表
近年、環境への配慮が企業活動の中心課題となっている中、株式会社ゼロボードがフィリピン経済区庁(PEZA:Philippine Economic Zone Authority)と脱炭素化支援に関する覚書(MOU)を締結したことが明らかになりました。この協業は、フィリピン内での企業のサステナビリティ経営を進める重要な一歩といえるでしょう。
協業の目的と内容
このMOUは、PEZAに登録されている輸出志向型企業に向けて、温室効果ガス(GHG)排出量の算定や可視化、削減に関する支援を提供することを目的としています。これにより、持続可能な産業発展を実現し、国際市場における競争力を向上させる狙いがあります。特に、ゼロボードのクラウドサービス「Zeroboard」を活用し、Scope 1から3までの排出量を網羅することで、企業が実施する具体的な脱炭素化のステップをサポートします。
今回の協業には、以下の主要な取り組みが含まれています:
- - PEZA登録企業に対するGHG排出量の算定、可視化支援
- - GX(グリーントランスフォーメーション)人材育成プログラムの共同実施
- - 「Green SEZ(グリーン経済特区)」認定スキームの共同構築
- - モデル工業団地の選定とパイロットプロジェクトの実施
Zeroboardの機能と展望
「Zeroboard」は、既に全世界で13,000社以上に利用されている実績を持つクラウドサービスで、GHG排出量の算定や開示、削減を効果的に支援します。これにより企業は、各種レポートの作成や透明性の高いデータ管理が可能になり、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の実現に一歩近づくことができます。
ゼロボードは、PEZAとの協業を通じてフィリピン市場での事業展開を加速し、国内外の企業に向けたGXソリューションのエコシステムを形成していく考えです。また、このMOUを契機に、フィリピンのネットゼロ達成に貢献し、ASEAN地域における脱炭素のリーディングモデルを創造することが期待されています。
ゼロボードの取り組みとウェビナーのご案内
ゼロボードでは、企業向けに脱炭素経営のためのウェビナーも定期的に開催しています。最新の脱炭素に関する情報や、「Zeroboard」の活用方法について解説するこのウェビナーに参加することで、企業は自身の脱炭素化の取り組みをより具体的に進めることができるでしょう。
詳しくはゼロボードの公式ウェブサイトにて、最新情報をチェックしてください。サステナビリティに関心のある方々にとって、これは貴重な機会です。今後のゼロボードの動向に注目が集まります。
会社概要
- - 社名:株式会社ゼロボード(Zeroboard Inc.)
- - 所在地:東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー10階
- - 代表者:代表取締役 渡慶次道隆
- - 設立:2021年8月24日
- - 事業内容:ESG関連データの収集・管理・開示支援、コンサルティング、ユーザーコミュニティの運営など、幅広いサポートを提供しています。