NTT HumanEXのeラーニング、厚生労働大臣賞を受賞
株式会社NTT HumanEXが提供するeラーニングプログラム「DXビギンズ!」および「DXフレンズ(テクノロジー編&マネタイズ編)」が、2024年に開催された第21回日本e-Learning大賞で、厚生労働大臣賞を受賞しました。この受賞は、全社員がデジタルトランスフォーメーション(DX)の実践に取り組むための「自分ごと化」促進に特化したコンテンツが評価されたもので、同社にとっては2度目の受賞となります。
日本e-Learning大賞とは
日本e-Learning大賞は、企業や学校、自治体における優れたeラーニングコンテンツやサービスを表彰する制度で、最優秀賞である「日本e-Learning大賞」をはじめとして、各種大臣賞が授与されます。今回の受賞を通じて、NTT HumanEXのeラーニング内容が広く認知されることは、今後のDX推進においても大きな意義を持つと言えるでしょう。
受賞の背景
受賞のポイントは、DXに対する動機形成や基礎知識の習得に特化した内容で、全社員がDXを自分ごとと捉えるための配慮がなされていることです。このプログラムを受講することで、社員はDXに対する理解を深め、その意識やアイデアを実践に繋げることができるため、企業の施策検討にも貢献しています。また、特別に設計されたワークショップが用意されており、学んだ内容を実際の職場で活かすための機会が提供されています。
受賞コメント
NTT HumanEXのHCMソリューション営業部に所属する市橋由梨佳さんは、受賞を受けたコメントの中で、これは全社でのDX推進の重要な一歩であると述べています。このeラーニングは、市場におけるDX教育が特に技術者向けに偏っている中で、一般社員にも易しく理解できるよう内容が設計されています。
特に、「DXビギンズ!」ではDXの全体像を学び、「DXフレンズ」では最新のデジタルトレンドを把握することができ、受講者はそれぞれの知識を職場での実践に役立てることが期待されています。
今後の展望
11月には新たに「DXリアル」というコンテンツもリリースされ、社員が実際の思考や行動を学ぶ機会が提供される予定です。このように、NTT HumanEXは社員教育を通じたDX推進の支援を強化し続けています。社員は事前知識ゼロでも楽しく学べるよう工夫されており、今後のDX社員教育の重要性をますます認識させる内容です。
ウェビナーの開催
さらに、2024年9月に行われたウェビナーがオンデマンドで配信され、eラーニングの導入イメージや成功事例が紹介される予定です。このウェビナーでは、eラーニング開発者が今後のDX社員教育に向けてのポイントを解説し、多くの企業にとって参考になる内容になるでしょう。
NTT HumanEXのビジョン
NTT HumanEXは、「エンゲージメント向上を支援するDXソリューション・パートナー」として、ヒューマンキャピタル分野におけるソリューションを提供しています。DXビギンズ!やDXフレンズは、社員が自らの職務にDXを取り入れる事を促進し、企業としての競争力向上にも寄与する内容として開発されています。
今後も、NTT HumanEXは時代の変化に適応しつつ、社員がDXを自分の問題として捉え、企業の持続的な成長に貢献できるようなプログラムを提供していくことでしょう。