直感操作アプリ登場
2025-05-14 10:19:24

直感操作で生成AIが使える業務支援アプリ登場!DNPの新たな挑戦

DNPが提供する新たな業務支援アプリ『Ctrl+Cat』



大日本印刷株式会社(DNP)は、生成AIを日常業務に簡単に活用できる業務支援アプリ『Ctrl+Cat(コントロール・キャット)』を、2025年5月14日から提供開始すると発表しました。このアプリは、要約や調査、翻訳といった多角的な業務に役立つツールで、PC端末上での選択やコピーといったシンプルなキーボード操作だけで、直感的に生成AIを利用できるユーザーインターフェースとエクスペリエンスを実現しています。

生成AI活用のハードルを低下させる



近年、多くの企業が生成AIを導入していますが、実際の社内での活用には課題が多く存在します。特に、大規模言語モデル(LLM)を使用する際、生じる複雑な操作や指示の入力が負担となり、多くの社員が活用をためらう原因となっています。DNPはこの問題を解決するために、複雑さを排除した直感的な操作を可能にするアプリを開発しました。

AWS Japan生成AIハッカソンでの成功



『Ctrl+Cat』は、2024年に開催される「AWS Japan 生成AIハッカソン」で提案され、クリップボードを利用した情報のやり取りにおいて高いユーザビリティが評価され、優勝を果たしました。DNP内ではすでに2025年1月から一部運用を始めており、現在約50%の社員が活用しているというデータもあります。

主な特長を詳しく解説



1. 業務効率化を実現するシンプルな操作性



このアプリの最大の特長は、従来の生成AI操作に必要な手間を排除し、瞬時に情報に対応できる点です。ユーザーが画面上で選択した情報に自動で反応し、流れるような業務が可能になります。

2. 楽しさを追求したUXデザイン



『Ctrl+Cat』は、ただ「使える」だけでなく、「使いたくなる」体験を重視して設計されています。利用者が要望をキャラクターで伝える形式で、成長する猫のキャラクターを通じてユーモアと楽しさを感じられる仕掛けが盛り込まれています。このようなゲーミフィケーションを通じ、全社的な活用促進を図っています。

3. AIキャラクターのカスタマイズ機能



ユーザーは、自分だけのオリジナルキャラクターを自然言語で生成することができ、多様な業務ニーズに応じたカスタマイズが可能です。これにより、生成AIの活用範囲が広がり、さまざまな業務シーンでの利用が期待されます。

具体的な活用事例



アプリは多様な業務に対応できる機能を持っています。

  • - 要約ネコ:会議中のスライドやWebページの要約、翻訳を支援。
  • - 調査ネコ:関連情報の調査を迅速に行い、レポート作成を容易にします。
  • - 説明ネコ:プレゼン資料の略語確認をサポートします。

今後の展望と価格



『Ctrl+Cat』の初期費用は660万円から、運用費は利用するLLMに基づく従量課金となります。DNPは2027年度までに累計2億円の売上を目指しています。

アプリは、企業のDX推進に寄与し、生成AIの社内活用を円滑にする重要なツールとして期待されています。2025年下期には「正式版」のリリースが予定されており、さらなる成長が見込まれます。

公式ページでの詳細な情報や問い合わせも可能です。興味のある企業はぜひチェックしてください。→ DNP公式ページ


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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