IDPパワーランチvol.6 開催レポート
2026年6月17日にオンラインで行われた『IDPパワーランチvol.6』では、公益社団法人日本近代五種協会の専務理事である阪部成美氏が、女性のキャリア形成について語りました。このオンライン勉強会は、参加者が一線のプロから本音を聞ける貴重な機会を提供することを目的としています。
講師のプロフィール
阪部氏は、2012年ロンドンオリンピックに近代五種競技の日本代表として出場し、現役引退後も指導者として活躍しています。彼女のキャリアは、スポーツだけでなくビジネス界にも深く根ざしており、多くの人々に影響を与えています。
キャリアのきっかけと逆境への挑戦
阪部氏が近代五種を始めたのは小学6年生の頃。競技人口が少ない中で、彼女は民間 初のオリンピック出場を目指す挑戦をしました。特に印象的なのは、東日本大震災で練習場が崩壊した際、彼女が迷わず行動を選んだことです。アスリートとしてのマインドを持ちながら、困難を克服するために韓国に武者修行に行く決断を下しました。この経験から、阪部氏は常に「行動」を優先してきたと言います。
思考法とマイルストーン
対話の中で強調されたのが「マイルストーン」という考え方です。阪部氏は、自身の目標を設定し、それを逆算して行動することが重要だと説明しました。自己の思考を整理するために、この方法を取り入れている彼女にとって、目標達成は単なる結果ではなく、自身の成長を促すプロセスの一部です。
自分を信用することの大切さ
阪部氏の言葉からは、「自分をどれだけ信用できるか」がキャリアにおいて重要だと説明されていました。これには、自己肯定と過信のバランスを取ることも含まれ、自分の考えに確信を持つことが、他者のアドバイスを受け入れるための基盤になると述べています。
壁を乗り越えることで視野が広がる
また、阪部氏は一度壁に向かい合い、解決のために努力することが、次のステージへの道を開く鍵だと強調しました。環境を変えるだけではなく、自分を変える挑戦も重要です。この発言には、多くのビジネスパーソンが共感する部分があるでしょう。
選手育成における対話の重要性
育成に関する質問にも、阪部氏は自らの経験を元に選手との面談が大切だと語りました。個々の意見を尊重し、一緒に計画を立てることで、それぞれの特性に合った育成が可能になると強調しています。これらの姿勢は、組織運営にも応用できる要素です。
引き受けるタイミングを見極める
大阪部氏は、日本近代五種協会の専務理事に就任するまでの過程も語りました。数回の断りの後、自分がその役職を担う準備が整ったと感じた時に受け入れたとのことです。彼女にとって、妊娠や出産の経験も学びの時間であり、その時間が次の展望へと導いてくれたそうです。
終わりに
阪部成美氏の話からは、自ら考え行動することの大切さが伝わりました。これまでの経験を通じて育んだ思考法や信念は、ビジネスパーソンだけでなく、すべての人々にインスピレーションを与え続けています。
例えば次回の『IDPパワーランチ』では、東京オリンピックのフェンシング団体金メダリストを招き、さらなる知恵と洞察を得る機会が提供されることでしょう。