保育イノベーション
2025-03-17 15:24:24

保育業界の未来を変える「保育イノベーションコンソーシアム」発足

新たな保育の未来を模索する「保育イノベーションコンソーシアム」



ライク株式会社は、2025年3月17日に日本生命保険相互会社を含む6社と共に「保育イノベーションコンソーシアム」を設立しました。このコンソーシアムは、保育業界全体の労働環境を改善し、持続可能な発展を目指す新たな取り組みとして注目されています。

ライクの保育業界への取り組み



ライクは1993年に設立され、以来保育、介護、人材サービスを展開しています。同社が運営する「にじいろ保育園」をはじめとする全国410以上の保育施設では、約11,000人の子どもを受け入れています。ライクキッズの理念は、「人から“ありがとう”といわれるサービスを提供する」ことで、それを基にした柔軟な対応や温かな保育が評価されています。

保育業界の現状と課題



近年、保育業界は深刻な保育士不足とデジタル化の遅れに直面しています。これにより、現場の業務が逼迫し、多くの自治体では子育て支援施設の形成や多機能化が進んでいないのが現状です。このような課題は、保護者たちの不安を高め、より良い保育環境を求める声が強まっています。

コンソーシアムの目的



「保育イノベーションコンソーシアム」は、保育事業者が直面する課題を解決するために、共同で施策を実施することを目指しています。具体的には、日本生命と共同開発するシステムを導入することで業務効率化を図り、共同調達によるコスト削減、さらには人材シェアリングのスキーム創出を目指します。また、保育士の魅力を向上させる施策も検討中です。

今後の展開



この取り組みは、今後も拡大し続け、保育業界の持続可能な発展に寄与することを期待されます。具体的には、子ども家庭庁に対する行政改善要望の取りまとめ、職員の待遇改善、IT導入による業務効率化などを進める予定です。これにより、より良い保育環境が構築され、安心して子どもを育てる社会が実現できるでしょう。

参加企業の概要



コンソーシアムには、日本生命をはじめとする次の企業が参加しています:
  • - ニチイ学館:医療や介護、そして保育事業を展開する企業。
  • - 学研ホールディングス:出版や教育支援に関する事業を手掛ける。
  • - グローバルキッズ:認可保育園や学童クラブを運営。
  • - ニッセイ情報テクノロジー:保険や金融、医療関連のシステムサービスを提供。

各社がそれぞれの専門知識と経験を活かし、一層効果的な施策を支援することが期待されています。

結論



「保育イノベーションコンソーシアム」は、保育士不足や職場環境の改善といった現行の課題に立ち向かうための新たな試みです。これにより、東京を中心に広がる保育業界の未来が大きく変わる可能性があります。今後の進展に注目が集まります。



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会社情報

会社名
ライク株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウェスト17階
電話番号
03-5428-5577

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