ブレインパッド、女子中高生の理工系キャリアを支援
株式会社ブレインパッドは、2024年の「女子中高生夏の学校」に2年連続で参加することを発表しました。この夏の学校は、全国の女子中高生を対象に、科学技術に触れ、その場で活躍する女性たちと交流しながら、将来のキャリアを考える機会を提供するプログラムです。ブレインパッドは、この取り組みを通じて、中高生に理工系分野での進路の選択肢や魅力を伝えることを重視しています。
なぜブレインパッドがこの支援を行うのか
ブレインパッドの中核的な人事戦略には、「日本一の人材開発・輩出企業を目指す」というビジョンがあります。この促進策として、特に理系人材の育成に寄与することが重要とされています。IT業界全体において、理系人材が不足している現状を鑑み、データやAI活用による経営改善の遅れが日本企業全体の競争力を低下させているとの認識から、この社会的課題に向き合う必要があると考えています。
理工系キャリアパスを描く手助け
NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト(GSTEM-CPP)は、理工系分野への進学を考える女子中高生に対し、科学や技術の世界を広める活動を行っています。ブレインパッドは、同法人を支援する賛助会員として、2023年から「女子中高生夏の学校」に参加しており、2024年もその継続が決まりました。特に「夏学」は今年で20回目の開催を迎え、過去に多くの女子中高生に影響を与えてきました。
実施プログラムについて
「夏学2024」は、8月10日から8月12日までの2泊3日間で開催され、全国から119名の女子中高生が参加予定です。ブレインパッドは、実験・実習プログラムに新たに参加することに決めています。このプログラムでは、講義形式ではなく、参加者自身が手を動かしてデータ分析プロジェクトを体験することができ、データサイエンスの楽しさを実感してもらいます。これは中高生たちが理工系に興味を持つきっかけを提供することを目的としています。
「夏学」のプログラムは次の通りです:
- - 1日目(8月10日):開校式、キャリア講演、学生企画などを通じてグループの親睦を深めます。
- - 2日目(8月11日):実験・実習プログラムが行われ、ブレインパッドの貢献により、参加者が直接データ分析を体験します。また、ポスター展示や進路相談カフェを設けて、参加者のキャリア形成を支援します。
- - 3日目(8月12日):キャリアプランニングが行われ、参加者には修了証が授与されます。
終わりに
ブレインパッドは、科学技術分野で活躍できる女性を育成することを目指した取り組みに力を入れ、ESG活動の一環として社会貢献に努めてまいります。私たちとともに未来を切り拓く女子中高生たちの参加を心より歓迎します。