2025年版・街の住みここちランキングの概要
2018年の設立以来、居住満足度調査を行い、2025年版の「いい部屋ネット・街の住みここちランキング」に関する総評レポートが、大東建託から発表されました。この調査は、日本全国1,890の市区町村に住んでいる845,588名の20歳以上の男女を対象にしたもので、住民の居住満足度を評価しています。
調査結果は、全国的に広がる傾向を示しており、2025年5月からは首都圏版が発表される予定です。調査では、自治体の運営KPIとして使われることが多い「住みたい街ランキング」に関する詳細が記載されており、株式会社竹中工務店との協力の下で、居住者の指向性パターンについての分析も行われています。
主要ポイント
本レポートにおいて注目すべきポイントは次の通りです。
1.
住みたい街の指向性タイプ
回答者は、5つの異なる指向性タイプに分類されました。これには「行政サービスや子育て支援を重視するタイプ」や「おしゃれでステータス感を求めるタイプ」などが含まれています。具体的には、以下のタイプが挙げられます。
- こだわり富裕型
- 堅実ファミリー型
- 街遊び、独身型
- 節約、シングル型
- 地元愛着型
2.
個人属性の特徴
各指向性タイプごとに、重視する項目や人物像、実際に居住している街の特徴が異なります。この分析により、どのような属性を持つ人々がそれぞれの街に住むことを望んでいるかが明らかになりました。
3.
住みたい街の傾向
指向性タイプごとの住みたい街上位が示されています。
- こだわり富裕型: 文京区、港区など
- 堅実ファミリー型: 杉並区、大宮区など
- 街遊び、独身型: 渋谷区、新宿区など
- 節約、シングル型: 新宿区、西区など
- 地元愛着型: 鎌倉市など
投票の傾向
「住みたい街ランキング」は、居住者が実際に投票する傾向が強く、特定の地域で遊ぶことが多い住民が自地区のランキングに影響を与えることも示されました。例えば、埼玉県からの投票では、大宮区と浦和区がそれぞれ86%、88%という高い比率で支持されています。これは、居住者が近隣に親しみをもっていることを示しています。
さらに、各都道府県において、自分が住んでいる地域に票を投じる傾向が顕著で、東京や神奈川、千葉での強い地域色が見られました。
調査方法
今回の調査は、株式会社マクロミルの協力のもと、オンラインで行われ、2021年から2025年までのデータが集計されました。回答者は、男女比でほぼ均等で、年齢や家庭構成に関しても多様性が確保されています。
まとめ
2025年版の「いい部屋ネット・街の住みここちランキング」は、暮らしやすさを感じる街を多角的に分析していることから、今後の都市計画や住環境の改善に寄与する重要なデータを提供しています。この調査結果は住みたい街を選ぶ際の貴重な指標となることでしょう。