Laboro.AIが提案するAI利用の新手法
先日、東京を拠点とする株式会社Laboro.AIが、AI活用における新たな指針を示す書籍『日本企業はAIでどう稼ぐか―既存事業の売上を伸ばす事業深化』を9月25日に発表しました。この書籍は、これまでに400以上のAIプロジェクトで得た経験をもとに、日本企業がAIをどのようにビジネスに活かせるのかを解説しています。
書籍の背景と目的
近年、多くの日本企業はAIの導入を進めていますが、実際には業務効率化やコスト削減にとどまっています。一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会が行った調査によると、企業の約90%がAI導入の目的を「生産性向上」とし、新規事業創出を目指す企業は約30%と限られています。この現実から、Laboro.AIはAI活用における新たな視点を提供することを目的として書籍を刊行しました。
本書は、AIプロジェクトの進行において遭遇する特有の難しさを克服するヒントが詰まった内容となっており、特に「事業深化」という段階に焦点を当てています。これにより、自社の顧客基盤やデータを生かして売上を構造的に変革する方法を提唱しています。
書籍の内容とポイント
本書では、AIを利用したビジネスプロジェクトを成功させるための具体的なステップや考え方が指南されています。以下にいくつかのポイントを紹介します。
1.
効率化を超えた次のステージ
AI活用のステップは大きく3つに分けられます。まずはコスト削減から、次に事業深化、最終的には市場創出です。著者は、特に既存の資産を活かして売上を伸ばす事業深化に注目しています。
2.
10の事例から学ぶ
事業深化を点・線・面の3段階に分け、業種の異なる10の具体例を紹介することで、読者が自社の状況に落とし込んで考えられるように工夫しています。
3.
成果が出ない理由を解析
成果に結びつかない理由を、汎用的なAIツールとカスタムAIの違いや、AI開発に特有の不確実性の観点から分析しています。
4.
新たなゴール設定
AIプロジェクトの目指すものを「高性能なAIモデル」から「業務プロセス」にシフトし、新たな概念「MVPP(実用最小限プロセス&プロダクト)」を提案しています。
5.
振動型マネジメント
技術的な価値とビジネス価値をリンクさせる「振動型マネジメント」の考え方を紹介し、4つの撤退基準を設けることでリスク管理を明確にしています。
6.
人材と組織の構成法
AI推進のために必要な人材の育成や組織作りについて詳しく解説しています。特に「ソリューションデザイナ」という役割の重要性が述べられています。
7.
実用的なワークシート提供
読者特典として提供されるワークシートを活用して、実際のビジネスで使うアイデアを形にするための具体的な手段が用意されています。
ウェビナーの開催
さらに、著者による出版記念のウェビナーも予定されています。
「AIで“削る”から“稼ぐ”へ」と題し、実際の本書に基づいてAIプロジェクトにおけるマネジメント手法について解説されるこのイベントは、オンラインでの参加が可能です。詳細は、Laboro.AIの公式サイトで確認できます。
結論
Laboro.AIは、AI導入の進め方を新たに示すことで、日本企業のビジネスの成長を促すことを目指しています。今後の展開に注目です。それでは、書籍に興味を持たれた方は、Amazonから購入し、その知見を自社のAI活用に役立ててみてはいかがでしょうか。詳細は
こちらのリンクからご覧いただけます。